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ガスコンロとIHクッキングヒーターのメリットとデメリットについて

2024/04/25

注文住宅で家を建てようと思い立った時、多くの方がキッチンのコンロを「ガスかI Hかどっちにしようか」と悩まれると思います。
しかし、現在電気代がどんどん高騰しています。
ガスの方がお得なのかと思われがちですが、メリットとデメリットを知ってから判断することをお勧めします。
そこで今回の記事では、ガスコンロとIHクッキングヒーターのメリットとデメリットについてお伝えします。

ガスコンロのメリットについて

ガスコンロのメリットは次の3つになります。

・ガスコンロはIHに比べて安価な種類が多い
・調理器具を買い替える必要がない
・これまでの調理方法を活用できる
・災害に対応できる

一つずつ解説します。

ガスコンロはIHに比べて安価な種類が多い

ガスコンロ本体の金額はIHクッキングヒーターよりも安価なものが多いです。同じ機能同士で比較すればガスコンロの方が3万円〜5万円ほど安くなりますが、しかしガスコンロといっても高機能で高価なコンロもありますので、選ぶコンロによって金額は大きく異なります。
注文住宅を計画している方にとっては、コンロの金額差分、他の仕様のグレードアップなどに使用できます。

調理器具を買い替える必要がない

これまでガスコンロを使用していた方であれば、ガスコンロを採用することで調理器具を買い替える必要はありません。その場合、新たにIH用に購入するよりもコストがかからなくなります。IHにした場合は、フライパンから鍋類まで全て変えないと使えないので、買い替えのために予算を見ておかなければいけません。IHよりもガスの調理器具の方が一般的に安価なものが多いので、ガスコンロの方がコンロ本体と調理器具の買い替え分、コストが掛からなくなります。
これは一つのメリットと言えますね。

これまでの調理方法を活用できる

ガスコンロで作る料理に慣れている人は、IHを使用する場合、最初は躊躇するかもしれません。仮にフライパンを使用する場合、IHクッキングヒーターはフライパンを浮かせて調理すると熱がフライパンに伝わらないので調理ができなくなります。
炒め物などをする時は、ガスコンロであればフライパンを振って全体に熱を伝えながら調理されると思いますが、IHの場合はそれができないため、調理方法に躊躇される方もいるようです。

災害に対応できる

ガスには都市ガスとプロパンガスがあります。プロパンガスとは、個別でガスボンベを置いて、そこからガスを供給するタイプのガスです。仮に地震があった場合、ガスボンベに被害が無ければ、ホースを事前に準備しておくことで地震発生後に火を使うことができます。都市ガスはライフラインの中で復旧が遅い方なので、個別でガスを使えるプロパンは安心できます。

ガスコンロのデメリットについて

ガスコンロのデメリットは基本料金があることです。電気にも基本料金はありますが、ガス併用の住宅を採用すると基本料金はガスと電気の両方必要になります。
ガスの基本料金はガス会社によって多少の違いがありますが毎月1500円程度です。一年で18000円、30年で540,000円になります。オール電化にすることで30年で540,000円のコストカットが可能になるということですね。その場合、30年後の住宅メンテナンス費用に充当すれば、家計もだいぶ助かるのではないでしょうか?
そしてプロパンガスは都市ガスに比べて少し料金が高めです。都市ガスと同じくらいの会社もありますが、プロパンガス会社によって金額が違いますので、どのプロパンガス会社を選ぶのかによってガス料金は変わってくる、これもデメリットの一つと言えます。

IHクッキングヒーターのメリットとデメリット

IHクッキングヒーターのメリットが掃除が楽ということです。ガスコンロには「五徳(ごとく)があるので、IHに比べて「サッ」と拭くだけ!とはいきません。その点、IHは表面にでこぼこがないので楽ですよね。
しかし、火を使わないので、IHの表面が熱くなっていることに気づかずに触れてしまうことがあります。表面温度が高い状態で触れてしまうと火傷してしまうので注意してください。小さなお子様がいる家庭では特に注意が必要です。

太陽光発電と蓄電池

IHクッキングヒーターにされる方は、オール電化を検討していると思うのですが、この電気代高騰時代でもオール電化の方がお得になることもあります。それは新築に太陽光発電を設置した場合です。
今後、電気代は上がり続けます。
しかし、景気は良くなる傾向にありません。
そんな時、太陽光発電を搭載した新築を建て、発電した電気は以下のようにして運用していきます。

・自宅で電気を使用している時は電力会社から買わずに太陽光発電の電気を使用する
・昼間、自宅に誰もいない時は蓄電池の電気を充電する
・自宅で電気を使用していない時は、電力会社に発電した電気を売電する

そして蓄電池を採用することで、夜間は蓄電池に充電した電気を使用することができるため、

・発電
・充電
・売電

この結果、1年間の電気代を実質的に0円にすることが可能になります。
いわゆる電気の自給自足している状態といえます。
今、新築を計画している方は、ぜひ一度、電気の自給自足を検討に入れてみませんか?

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
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そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

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