「新築は3回建ててやっと理想の家になる」──そんな話を聞いたことがありませんか?
ですが、実際に家を3回建てるなんてほとんどの方には現実的ではありません。何千万円もの住宅ローンを組み、35年かけて返済し、それを3回も繰り返すなんて、100歳を超えてしまいますよね。
つまり、多くの方が最初の1回で満足できる家づくりを目指さなければならないということです。しかし、とある調査では新築を建てた人のうち85%が何らかの後悔をしているとも言われています。
アイズホームでは、そんな後悔を一切させない家づくりを目指しています。今回は、注文住宅で後悔しないために“必ず決めておきたい3つのこと”についてご紹介します。
1. 建物の性能──目的とバランスを明確に
「性能が高ければ安心」と考える方も多いと思います。しかし性能ばかりを追い求めてしまうと、数値競争に陥ってしまい、本来の目的を見失ってしまうことも。
家づくりの本来の目的は、ご家族の笑顔があふれる理想のライフスタイルを実現すること。そのために必要な性能とは何か?を考えてみてください。
性能は以下の3タイプで考えると整理しやすくなります。
長期優良認定住宅(バランス型)
耐久性、耐震性、省エネ性など国の認定基準を満たした優良住宅。具体的には、地震に強い構造(耐震等級2以上)、劣化対策や維持管理がしやすい設計、省エネルギー性能の確保、バリアフリー性の配慮など、総合的に高品質な基準をクリアした住宅です。認定を受けることで住宅ローン控除や税制優遇などのメリットが受けられる場合もあります。
断熱・気密重視住宅(快適型)
外気温の影響を抑え、室内環境を快適に保つ性能を重視。断熱性能は、夏の暑さや冬の寒さを室内に伝えにくくすることで、冷暖房の効率を高め、年間を通して快適な温度を保ちます。気密性能は、建物の隙間をできる限り減らし、外気の侵入や室内空気の漏れを防ぐことで、快適さと省エネ効果を向上させます。また、結露やカビの発生も抑えやすく、健康的な住環境づくりに貢献します。
ローコスト住宅(予算重視型)
建築基準法に準じた、一般的な性能を持ちつつ価格を抑えた住宅。必要最低限の安全性や快適性を備えながらも、設計や仕様をシンプルにすることで建築費用を抑えているのが特徴です。例えば、間取りの自由度を減らしたり、標準的な建材や設備を採用することでコストカットが図られています。一方で、将来的なメンテナンス費用や快適性に差が出る場合もあるため、費用対効果をしっかり見極めながら選ぶことが大切です。
性能の高さはもちろん大切ですが、それ以上に「ご家族に合っているかどうか」がポイントです。
2. ご予算──今と未来を見据えた資金計画
予算の立て方一つで、住宅の満足度は大きく変わります。予算は建築時の費用だけではなく、将来のメンテナンス費用も含めて考えることが大切です。
以下の4つの視点から、ご自身のライフプランに合った予算タイプを選んでみましょう。
イニシャル型
初期費用は高めだが、メンテナンス費用を抑えられる。具体的には、外壁や屋根、設備機器などに長寿命でメンテナンス性の高い素材を選び、新築時にしっかりとした施工を行うことで、将来の修繕回数や費用を最小限に抑える考え方です。結果として長期的にはトータルコストを軽減できる可能性があり、安心して長く住み続けたい方におすすめです。ただし、初期費用が高くなりがちなため、ローンの月々の返済計画とのバランスをしっかりと見極める必要があります。
ランニング型
初期費用を抑え、将来的なメンテナンス費用を積立てで対応。例えば、外壁や屋根などの仕上げ材を比較的安価なものにすることで建築時のコストを抑え、その分将来的に発生する修繕や交換の費用を計画的に貯蓄していくスタイルです。毎月少額ずつ積み立てることで、いざという時の出費に備えることができます。ただし、積立の習慣が定着しなかったり、予想より早く劣化が進んでしまった場合には、負担が大きくなる可能性もあるため、慎重なライフプラン設計が求められます。
デザイン重視型
見た目重視で建てるが、将来的な費用やリスクも高め。外観や内装のデザイン性を最優先にするため、複雑な形状や特殊な素材を使用することが多くなります。その結果、施工費用が高くなるだけでなく、将来的な修繕や交換においてもコストがかかる可能性があります。また、奇抜なデザインや仕様によっては雨漏りや断熱性の低下などのトラブルが起こりやすく、住まいとしての機能性が損なわれることも。見た目と実用性のバランスをしっかりと見極めることが大切です。
バランス型
家族のライフステージを考慮し、支出全体の調和を取る設計。たとえば、将来的にお子様の教育費や車の買い替え、親の介護など、ライフステージごとにかかる支出を想定したうえで、初期費用と維持費のバランスを調整します。外壁や屋根にある程度の耐久性を持たせつつも、過剰な初期投資は避けることで、毎月の住宅ローンと将来の支出の両方に無理のない設計が可能となります。住宅性能とコストのバランスを見極めながら、長く安心して暮らせる住まいを目指す方に適しています。
3. ご家族の価値観──理想の暮らしを共有する
家づくりでは、間取りや仕様、設備や家具など決めることが本当にたくさんあります。その過程で「そんな風に思ってたの?」「聞いてなかった!」というような食い違いが起きないよう、ご家族で価値観をしっかり確認し合っておきましょう。
間取りや設備だけでなく、「どんな暮らしをしたいか?」を共有することが、スムーズな家づくりの第一歩になります。
あくまで目的は「家族の笑顔があふれる暮らしを叶えること」。手段としての家づくりを、全員で楽しみながら進めていくことが大切です。
最後に:信頼できる住宅会社と出会うことの大切さ
家づくりで後悔しないためには、「信頼できる住宅会社と担当者を見つけること」が何よりも大切です。
- あなたの気持ちに寄り添ってくれる
- 良いことも悪いことも正直に伝えてくれる
- 家を建てた後もずっと相談できる関係である
そんな存在と出会えるかどうかが、家づくりの成否を大きく左右します。
アイズホームは、いつでもご相談をお待ちしております。あなたとご家族様の理想の暮らしを、一緒に叶えていけたら幸いです。
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。
株式会社アイズホーム
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