注文住宅を建てる際、多くの方がこだわるのは間取りや内装といった“建物本体”の部分です。しかし実は、家づくりの満足度を大きく左右するのが「外構工事」だということをご存知でしょうか?
「外構なんて後で考えればいい」と思っていたら、想像以上に費用がかかってしまったり、思い描いていた庭やフェンスが実現できなかったり…。新築後に「やっておけばよかった」と後悔される方は少なくありません。
この記事では、外構工事で失敗しないために知っておくべき予算の考え方や計画の立て方について、静岡県浜松市中区の工務店「アイズホーム」がお伝えいたします。ぜひ最後までお読みいただき、後悔のない家づくりを進めていきましょう。
外構工事で後悔する人の共通点とは?
「外構でやりたかったことができなかった」
「思っていたよりも費用がかかって驚いた」
「あとから追加でやる羽目になって、結局高くついた」
このような後悔の声には、ある共通点があります。それは、「外構工事の見積もりを曖昧にしたまま契約を進めてしまった」ことです。
多くの方が建物や土地の金額に意識が集中してしまい、外構工事については後回しになりがちです。しかし、家づくりにおける総予算のバランスを考えたとき、外構工事費は「その他の費用」として大きな割合を占めることもあります。
建物だけでなく、外構についても理想に近づいた計画と見積もりを立てておくことが、後悔しないための大きなポイントなのです。
外構でよくある失敗例とその原因
土地と建物に予算をかけすぎてしまった
家づくりでは、「建物」「土地」「諸費用」「その他の費用(外構工事など)」と、予算をバランスよく分配することが重要です。
土地や建物に予算を集中させてしまうと、外構工事の部分で資金が足りず、満足のいく仕上がりにできないこともあります。
隣地との境界対策を怠ってしまった
お庭づくりでは、ご自身やご家族だけでなく、近隣住民との暮らしの関係も意識する必要があります。
ブロックやフェンスで隣地との境をしっかり区切ることは、後のトラブルを防ぐうえでも大切です。ここに予算をかけなかったことで、後からの追加工事に費用がかさんでしまうケースも多いです。
植栽を後回しにした結果、費用が割高に
外構工事と同時に植栽まで計画しておけばスムーズですが、「とりあえず庭だけ仕上げて、植栽は後から」とすると、別途での依頼になる分、工事費が高くつくこともあります。
また、植物の選び方や管理も含めてプロと相談しながら進めた方が、費用面・デザイン面ともに理想的なお庭を実現できます。
家族のライフスタイルに合ったお庭を計画しよう
お庭の使い方は、ご家庭のライフスタイルによってさまざまです。たとえば小さなお子様がいるご家庭では、
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お砂場を設置したい
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プールやブランコのスペースが欲しい
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バーベキューができる場所が欲しい
というご希望があるかもしれません。
一方で、夜にはご夫婦でコーヒーを楽しめるカフェスペースをつくりたいという声もよく伺います。
こうした理想を実現するには、お庭の「有効面積をどう使うか」を事前にしっかりと計画しておくことが大切です。
お庭の計画で考えておきたい3つの視点
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どこで使用するのか?
庭のどのスペースを、どの用途で使うのかを具体的に考えましょう。 -
常時置いているものは何か?
家具や遊具など、普段から置いてあるものがスペースをどれくらい取るのかを把握しておくと、無理のない配置ができます。 -
片付けや収納スペースを確保しているか?
プールやバーベキュー用品など、使わない時に片付けられるスペースがあると便利です。
これらを計画せずに進めてしまうと、想像よりも狭く感じたり、せっかく設置したスペースが活用しきれなかったりといった後悔につながる恐れがあります。
外構工事も「建物と同じように」丁寧な打ち合わせを
外構は家づくりにおける「最後の仕上げ」とも言える存在です。しかし、後回しにされやすい部分でもあるため、満足のいく仕上がりにするためには、建物と同じようにしっかりと打ち合わせを重ねておく必要があります。
新築後の暮らしやすさを左右するのは、外観やお庭の使い勝手。外構も建物の一部と捉え、契約前から予算を確保し、生活スタイルに合った計画を立てておくことが、後悔しないための大切な一歩です。
信頼できる住宅会社と担当者を選ぶことがカギ
家づくりは、単なる「モノづくり」ではありません。お客様と住宅会社との信頼関係がとても大切です。
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ご家族様のことを自分ごとのように考えてくれる
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良いことも悪いことも正直に伝えてくれる
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我慢ではなく、「この人なら何とかしてくれる」と思える存在
そんな担当者と一緒に家づくりを進めていくことが、何よりの安心につながります。
まとめ
外構工事は、新築後の生活をより快適に、そして豊かにしてくれる大切な要素です。だからこそ、「外構は後で…」ではなく、「家づくりの初期段階から外構も含めてしっかり計画する」ことが重要です。
予算配分を見直し、生活に合ったお庭の使い方を考え、信頼できるパートナーと共に進めていくことで、理想の住まいはきっと形になります。
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。
株式会社アイズホーム
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