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土地選びで気をつけた方が良い角地について

2024/05/03

角地は人気があり、購入したい方が多い人気の土地です。しかし、先入観だけで購入したいと思っているのでしたらやめたほうがいい場合があります。土地を購入するということは、その上に建物を建てることになりますので、実現したいライフスタイルや建築にかけられる予算など、全体を把握して購入することをお勧めします。今回の記事は、土地選びで気をつけた方が良い角地についてお伝えします。

角地とは何か?

まず土地は人気のある土地ほど価格は高くなります。販売を開始して、すぐに買い手がつくことがわかっているのであれば、その土地を購入したいと考えている方がそれだけ多いということになります。ということは、土地を所有する方は土地をできるだけ高く売りたいと考えます。
逆に販売してから買い手がつき、売却するまでの期間が長ければ長いほど、その土地は不人気の土地であるということになり、買い手がつくまで価格を下げていく傾向にあります。要は、買い手がつかないから買い手がつくまで価格を下げていくということですね。
その中でも角地は最も人気がある土地で、一番最初に売れてしまう可能性が高い土地です。昔から角地は人気がありますが、メリットだけではなくてデメリットもあるので、しっかり把握した上で購入を検討しましょう。

角地のメリット

角地のメリットは、ご家庭ごとの価値基準によっても変わりますが、幅広く見てみると以下の3つあります。

・配置の自由度が高い
・視覚による開放感
・資産価値

一つずつ解説していきます。

配置の自由度が高い

角地は土地に道路が面している辺が2つあります。そのため、その道路に面している辺には、今後建物が建つことはありません。なので、建物と駐車場の配置を考える時に、角地ではない土地に比べて自由度が高くなります。
建物の配置を考える時は、日当たりや風通し、過ごしたいライフスタイルに合わせて、建物や駐車場の配置を考えますが、快適な住空間を設計するにあたって、自由度が高いという点はメリットと言えます。

視覚による開放感です。

角地の両隣には建物が建つことはありません。両隣に建物が建っていないということは、それだけ窓から見た景色の視界が広がるということです。両隣に建物がある場合と無い場合では、開放感に違いが出ます。ただ角地では無い土地の場合は、圧迫感を感じにくいように配置を考えますので、一概に比較して考えることはできませんが、開放感があるということはメリットと言えるでしょう。
しかし、忘れてはいけないことは開放感がある分、周囲からの視線を遮るように窓や部屋の配置を考えなければメリットがデメリットに変わってしまうので注意しましょう。

資産価値

先ほどお伝えしましたように土地は、人気のある土地ほど価格は高くなります。角地というだけで、他の土地に比べて売却までの期間は全然早くなります。それは売れる可能性が高いということになります。
土地は古くなったり壊れたりしません。ということは、角地は価値が下がりにくいということになります。将来的に新築した土地と建物を売却する可能性を考えるとメリットと言えます。

角地のデメリット

角地にもデメリットはあります。角地のデメリットは以下になります。

・坪単価が高い
・固定資産税が高い
・交通事故の可能性が高い

一つずつ解説していきます。

坪単価が高い

角地は人気があり、価格を高く設定しても、すぐに売れる可能性があります。逆に北や西に道路のある土地は、売れにくいという特徴があります。角地とそれらの価格をみると、坪単価で5万円も違うなんてことは普通にあります。
仮に60坪の土地であれば、300万円も価格の違いが出ます。角地へのこだわりがなく、北や西の道路に面した土地のメリットを聞いて「その土地でも良い」と感じたのであれば、300万円を建物の予算に入れたら、とても良い設備を入れることができます。家にお金をかけたいと思われる方は、角地ではない土地を選択肢の一つに入れると良いでしょう。

固定資産税が高い

土地を購入する価格が高いということは、土地の評価額も高くなるということです。土地の評価額が高いということは、それだけ毎年の固定資産税が高くなるということです。
仮に角地とそうではない土地で固定資産税の差額が3万円あったとします。その家に50年住むとしたら、角地ではない土地に比べて150万円多く納税することになります。お子様がその土地を引き継ぐ場合、それ以上になります。
角地を購入する時の価格差、そして購入後の固定資産税の価格差、これらを考えると、デメリットと言えるでしょう。

交通事故の可能性が高くなる

道路に面している数が多いということは、それだけ車が通る数が増えるため、交通事故に遭う可能性も高くなるということになります。そして角地は道路側を庭にすることが多いので、車が何らかの状況によってスピードを緩まずに侵入してくると想定すると、気軽に子供を庭で遊ばせることができません。逆に北側に道路がある土地は、建物の採光を考えて道路に面していない南面に庭を作ることが一般的です。気軽に庭で子供を遊ばせたいという方には角地は向いていないと考えられます。

まとめ

角地には斜線制限の可能性についても考えるべきです。これは道路や建物の採光や通風を確保するために、道路に面した建物の高さを制限するものです。周辺の状況によっても左右されますが、制限があると間取りにも関係してくるので、しっかり把握してから購入するようにしましょう。
土地は周辺環境だけではなく、過ごし方によってもお勧めする土地は変わります。どんな家を建てたいのか?どのように過ごしたいのか?を決めてから購入することをお勧めします。なので、信頼できる住宅会社と一緒に土地を探すと、理想に限りなく近い土地を見つけることができますよ!

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