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【音で変わる暮らし】マンションでもできる!防音・吸音リフォームでつくる“静けさのある家”

2025/07/03

「上の階の足音が気になる」「子どもの声が響いていないか心配」「在宅ワーク中に生活音がストレスになる」──。 そんな音の悩みを抱えているマンション暮らしの方は少なくありません。 実はマンションでも、防音・吸音リフォームをすることで“音ストレス”を減らすことができるのです。 この記事では、マンション特有の制約を踏まえた防音対策や、実際に効果が感じられる吸音アイテム、費用感まで詳しく解説。 静けさに包まれた暮らしを手に入れたい方に向けた、“音で変わる生活”のリフォーム術をご紹介します。

マンション暮らしで多い「音の悩み」とは?

上下階からの騒音

上階からの足音や椅子を引く音、重い家具の移動時に響く音、さらには夜間に使用されるトイレや浴室の水まわりの音などが代表的です。これらの音は天井や床を通じて伝わりやすく、特に床の構造に遮音対策が施されていないマンションや、築年数が経過して遮音材が劣化している建物では、非常に気になりやすい傾向があります。こうした音が毎日続くと、生活ストレスの大きな原因にもなりかねません。

室内の生活音が響く不安

自分の家庭内で出る音が、壁を越えて隣の部屋や上下階の住戸に聞こえていないか不安に思っている方は少なくありません。特に小さなお子様が元気に走り回る足音や、お風呂での歌声、夜間の生活音、さらにはテレビやオーディオの音量が大きい場合などは、気づかぬうちに騒音と捉えられてしまうことがあります。こうした生活音が原因でご近所との関係がぎくしゃくしたり、クレームに発展したりするケースも報告されており、マンション生活においては「音の配慮」がとても大切です。

防音と吸音の違いを知ろう

防音とは?

音を外に漏らさず、また外から音を入れないことを指します。主に遮音シート、防音ボード、防音パネルなどの建材を用い、壁・床・天井の構造に手を加えることで音の通り道を遮断します。例えば、床に遮音マットを敷き、上から防音性能を備えたフローリング材を重ねることで階下への足音を軽減できます。壁の場合は、石膏ボードの内側に遮音シートを挟むことで、隣室への音の漏れを防ぎます。これらは物理的に音の振動を遮る「遮音」という手法であり、リフォームの内容によっては音の伝わり方を大幅に改善することが可能です。

吸音とは?

室内で発生した音が壁や天井に反射して響き合わないように、音のエネルギーを吸収して軽減する処理を指します。特に、広い空間や硬い素材の内装では音が反響しやすく、話し声やテレビの音が聞き取りづらくなったり、雑音として感じられやすくなります。吸音には、ウレタンやグラスウールなどの柔らかい素材を用いた吸音パネルや、音を吸収するカーテン、ラグマット、布製家具などが用いられます。これらを活用することで音の反射を抑え、会話が聞き取りやすくなったり、集中しやすい空間をつくることが可能です。大がかりな工事をしなくても取り入れやすいのが吸音対策の魅力です。

マンションでできる!防音・吸音リフォームの具体策

床の防音対策

遮音性能を示す「LL-45」以上の防音フローリング材を使うことで、足音や物音の伝わりを軽減します。管理規約で指定されている等級に従うことが重要です。

壁の吸音パネル設置

壁に取り付けるタイプの吸音パネルは、デザイン性の高い製品も多く、DIY感覚で設置できます。反響音の抑制にも効果的です。

窓の二重サッシ化

外部からの騒音対策には、内窓の設置が有効です。断熱効果もあるため、冷暖房効率の向上にもつながります。

天井の音漏れ対策

遮音ボードや吸音材を天井裏に施工することで、上階からの音を軽減できます。ただし施工には制約があるため、事前の管理組合への相談が必要です。

リフォームの注意点と管理規約チェック

・専有部分と共用部分の区別を明確にする
・工事時間帯のルールを確認する
・音や振動が出る作業は近隣への周知を行う
・必要に応じて管理組合へ申請し、承認を得る

このような手順を踏むことで、トラブルを避けたスムーズなリフォームが可能になります。

静けさがもたらす暮らしの変化

・睡眠の質が向上し、日中の集中力が高まる
・在宅ワークや勉強が快適に行えるようになる
・小さなお子様がいても、安心して過ごせる
・近隣との無用なトラブルを避けられる

「音に悩まされない家」は、心身の健康にもつながるのです。

防音・吸音リフォームの費用感とスケジュール

・床の遮音フローリング交換:約10万〜30万円(6畳程度)
・内窓の設置(1箇所):約5万〜15万円
・吸音パネルの設置:約1万〜3万円/箇所

施工期間は内容にもよりますが、1日〜3日程度の短工期で済む場合も多く、仮住まいが不要なケースも少なくありません。

こんな方におすすめ!防音リフォームのチェックリスト

□ 隣人や上下階の音が気になる
□ 子どもが走り回る音に気をつかってしまう
□ 在宅勤務中に周囲の生活音が気になる
□ 楽器演奏や動画配信を快適に楽しみたい

これらのうち1つでも当てはまれば、防音・吸音リフォームを検討する価値があります。

まとめ|“音から自由になる家”を、マンションでも

音は目に見えませんが、暮らしへの影響はとても大きいものです。 マンションという制約のある住環境でも、適切な防音・吸音リフォームによって静かな空間はつくれます。

日常のちょっとした“音ストレス”を手放し、心からリラックスできる家へ。 今の住まいをより快適に変える一歩を、ぜひ踏み出してみてください。

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