「家の方角ひとつで健康や運気が変わる」と聞いたことはありませんか?
家を建てるとき、間取りや方位をどう考えるかは多くの方が気になるテーマです。しかし「家相なんて迷信では?」と感じる方もいれば、「念のため意識しておきたい」と考える方も少なくありません。実際、家相には日当たりや風通し、水回りの配置といった、快適に暮らすための知恵が数多く含まれています。
本記事では、家相の基本や風水との違い、間取りに取り入れる際のポイント、そして注意点をわかりやすく解説します。これから注文住宅を建てる方や、間取りを検討している方に役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
家相とは?風水との違い
家相は、古代中国の「陽宅風水」を起源に、日本の気候や生活習慣に合わせて発展してきた考え方です。
風水が「土地そのものの気の流れ」を重視するのに対し、家相は「間取りや部屋の配置」に焦点をあてています。
例えば、日当たりの良い方角にリビングを置いたり、水回りを湿気のこもりにくい位置に設けたりといった工夫は、現代の建築学や住居学でも合理的とされています。つまり家相は単なる迷信ではなく、暮らしやすさを高めるヒントといえるのです。
間取りづくりに活かせる家相のポイント
玄関
玄関は「運気の入り口」と考えられています。
特に東や南東に配置すると、朝日が差し込み明るく前向きな気持ちをもたらすとされます。敷地条件で難しい場合でも、北東(鬼門)や南西(裏鬼門)は避けるようにしましょう。
キッチン
火と水を扱うキッチンは陰陽のバランスが大切。
家相では「東・東南・北西」が吉方位とされています。朝日が差し込む東のキッチンは、明るく清潔な印象を保ちやすく、家族の健康運にも良いとされます。
リビング
家族が集まるリビングは、できるだけ明るい場所に。
東・南東・南に配置すると陽の気を取り込みやすく、家全体の雰囲気を良くします。家具の配置や庭とのつながりも考えると、より快適な空間が生まれます。
寝室
休養の場である寝室は「北・南東・東」が吉方位。特に朝日が入る東側は、健康的な生活リズムを整えるのに役立ちます。静けさや遮音性も意識すると安眠しやすい空間になります。
色合い
家相では方位ごとに色の相性があります。
例えば、東の玄関には青や緑、東南のキッチンには黄緑やオレンジが良いとされます。インテリアカラーの工夫だけでも、暮らしにポジティブな効果をもたらせます。
家相を取り入れる際の注意点
鬼門・裏鬼門の配置
北東(鬼門)と南西(裏鬼門)には、玄関や水回りを避けるのが基本。湿気やカビの原因になりやすく、実際の生活でも不快感が増す可能性があります。
張りと欠け
間取りを上から見たときの出っ張り(張り)や欠けも家相で重要視されます。特に北西・南東・南に欠けがあると凶とされるため、プランニング段階でチェックしておくと安心です。
階段の配置
玄関からまっすぐ伸びる階段や、家の中央にある階段は避けた方が良いとされます。理由は「入った気が逃げてしまう」と考えられているためです。
収納と片付け
どれだけ方位にこだわっても、片付けができない家では良い運気が保てません。収納計画を工夫して清潔を維持できる間取りにすることが大切です。
家相と暮らしやすさのバランス
家相を取り入れることは快適な暮らしのヒントになりますが、こだわりすぎると間取りの自由度を失い、かえって住みにくくなることもあります。
大切なのは「運気」と「住みやすさ」のバランスです。経験豊富な住宅会社に相談すれば、ご家族様のライフスタイルに合わせたプランニングの中で、家相の考え方も取り入れることができます。
まとめ
家相は日本の暮らしの中で培われてきた知恵であり、日当たりや風通しといった住みやすさにつながる工夫が含まれています。
一方で、過度に縛られる必要はなく、ご家族様に合った暮らしやすい間取りをつくることが最も大切です。
これから間取りを考える方は、ぜひ今回のポイントを参考にして、安心で快適な住まいを目指してみてください。
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