お知らせ・NEWS

中古住宅を購入してリフォーム!失敗しない購入&改修のポイント

2025/09/24

中古住宅を購入してリフォームするという選択は、費用を抑えつつ理想の住まいを手に入れたい方にとって注目の方法です。
新築と比べて価格を抑えられるだけでなく、希望のエリアで住まいを確保できるチャンスが広がりますが、しかし、中古住宅ならではの注意点も多く存在します。
築年数や建物の構造、過去のメンテナンス履歴によっては予想以上の修繕費が必要になることもあります。さらに、耐震や断熱といった性能面を十分に確認しないまま購入すると、後から大掛かりなリフォームが必要になるケースもあります。
今回の記事では、中古住宅を買ってリフォームする際に押さえておきたい重要なポイントを購入前のチェック項目、資金計画、具体的なリフォーム内容までわかりやすく解説いたします。
ご家庭に合った最適な住まいづくりの参考にしてください。

中古住宅購入とリフォームの基本

中古住宅を買ってリフォームするには、まず全体の流れを理解することが大切です。購入から改修工事完了までのステップを把握することで資金計画やスケジュールのズレを防ぐことができます。
ここでは、購入とリフォームの基本的な流れを整理していきましょう。

中古住宅購入の流れと注意点

中古住宅の購入するために物件探す最適な方法は、インターネットの総合サイト(athome、homes、suumoなど)で物件を探すことから始まります。希望するエリアや間取りだけでなく、建物の構造や築年数、リフォームのしやすさも含めて判断することが大切です。
購入前には必ず内覧を行い、壁や床の状態、雨漏りやシロアリの痕跡がないかを確認しましょう。リフォームを担当する建築会社に同行してもらうと、それらを正確に発見することができます。また、購入後すぐに住める状態か、あるいは大規模なリフォームが必要かによって総費用が大きく変わるため、見極めるためにも最初に建築会社から探すことをお勧めします。

リフォーム計画の立て方と優先順位

購入する住宅の状態を確認できたらご家庭のライフスタイルに合ったリフォーム工事を箇条書きにして優先順位をつけることがポイントです。
例えば、安全性や快適性に直結する耐震補強や断熱改修は、デザインや内装の変更よりも先に行うべき工事です。限られた予算の中で「今必要な工事」と「将来的に行う工事」を整理することで無理のない計画が立てることができます。

中古住宅購入前に必ず確認したいポイント

中古住宅を購入する際には外観や価格だけで判断せず、建物の性能や履歴を細かくチェックすることを欠かしてはいけません。
ここでは、購入前に必ず確認しておきたい重要な項目をご紹介します。

構造・耐震性能のチェック

日本は地震が多いため、住宅の耐震性能は非常に重要です。
1981年に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。そのため、それ以前に建てられた住宅は特に注意が必要です。
耐震診断を行い、必要であれば補強工事を前提に購入を検討しましょう。構造材に劣化やひび割れがないかも確認することが大切です。

断熱・省エネ性能の確認

古い住宅は断熱性能が不十分なことが多く、夏は暑く冬は寒いといった住みにくさにつながる場合があります。
窓のサッシが単層ガラスの場合は結露や光熱費増加の原因にもなります。断熱材の有無や厚み、サッシや玄関ドアの性能を確認し、必要に応じて断熱リフォームを検討することが快適な暮らしへの第一歩です。

メンテナンス履歴と設備の状態

過去にどのような修繕や交換が行われてきたのかを確認することも重要です。
外壁や屋根の塗装が長期間されていない場合は雨漏りのリスクが高まり、給排水管や電気設備なども古いままだと不具合が起こりやすいため、履歴を把握し、今後のメンテナンス費用を予測しておきましょう。

リフォーム費用と資金計画の考え方

中古住宅を購入してリフォームする際は、「購入費用+リフォーム費用」の総額で判断することが欠かせません。
ここでは、資金計画を立てるうえで押さえるべきポイントを解説します。

費用シミュレーションと内訳の見方

リフォーム費用は、工事の規模や内容によって大きく異なります。
例えば、水まわりの改修や内装リフォームであれば数百万円、耐震補強や断熱工事を含めるとさらに費用がかかります。
工事ごとの見積もりを細かく確認し、費用の内訳を把握することで不透明な追加費用を防ぐことができます。

住宅ローン+リフォームローンの組み合わせ

中古住宅購入とリフォームを同時に行う場合、住宅ローンとリフォームローンを組み合わせる方法があります。
金融機関によっては「一体型ローン」と呼ばれる商品があり、金利を抑えて利用できるケースもあります。
ご自身の返済計画に合ったローンを選ぶことで、無理のない資金繰りが可能となります。

補助金や減税制度の活用方法

中古住宅のリフォームでは、自治体や国が提供する補助金・減税制度を活用できる場合があります。
省エネ改修や耐震改修は対象となる制度が多いため、事前に確認しておくことがおすすめです。これらを上手に活用すれば、費用を抑えつつ性能を高められます。

リフォームで叶えられる住まいの快適性

リフォームによって中古住宅は新築同様の快適性を手に入れることができます。
ここでは、代表的なリフォームの内容と暮らしに与える効果をご紹介します。

間取り変更で家事動線を改善

築年数の古い住宅は、現代のライフスタイルに合わない間取りであることが多く、そのため、
・キッチンとリビングをつなげて開放的な空間にする
・洗濯動線を短くする
など、間取りを変更し、ライフスタイルに合った住み心地の良い状態へリフォームする必要があります。

水まわりリフォームで暮らしやすさを向上

キッチンや浴室、トイレといった水まわりは毎日使う場所です。
古い設備を最新のものに交換するだけで清掃性や省エネ性能が高まり、日常の快適さが大きく変わります。
特に給湯器や配管の老朽化はトラブルにつながるため、リフォームの優先順位を高めると良いでしょう。

外壁・屋根リフォームで安心と美観を守る

外壁や屋根は住宅を守る重要な部分です。
ひび割れや色あせが進んでいる場合は早めのリフォームで雨漏りや劣化を防ぎましょう。断熱効果を高める塗料や耐久性の高い屋根材を選ぶことで見た目だけでなく性能も向上できます。

まとめ

中古住宅を購入してリフォームする場合、購入前のチェックから資金計画、そして具体的な改修内容まで多くの要素を検討する必要があります。
事前にしっかりと準備し、専門家の意見も取り入れることで安心して理想の住まいを手に入れることができます。
ご家庭のライフスタイルに合った住まいを実現するために、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

株式会社アイズホーム
建築士とともにあなたに寄り添った家づくり

お問い合わせはこちら
https://is-h.jp/inquiry

アイズホームでは、そんなご家族様一人ひとりの想いに寄り添った家づくりをお手伝いしております。
浜松市で新築をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

[ 一覧へ戻る ]

相談する

お急ぎの方、
まずはお気軽にご連絡ください。

ページトップへ戻る