これから土地を購入しようと考えている方、建売を購入しようと考えている方、家づくりを進めようと考えている方、自分で調べるにはちょっときついけど、やったほうがいい土地探しに必要な情報を集める方法についてお伝えします。周辺環境や学校や職場までの距離といったよく言われる土地探しに必要な情報ではなく、自分で調べるにはちょっときついけど、やったほうがいい土地探しに必要な情報を集める方法です。土地はこれからの人生にとってとても重要な要素になりますので、ぜひ参考にしてください。
やったほうがいい土地探しに必要な情報を集める方法
やったほうがいい土地探しに必要な情報を集める方法は以下の6つになります。
・自治会の情報収入
・近隣住人の人柄
・車の交通量
・通学路は安全性
・土地柄方法
・ゴミ捨て場所や外灯
一つずつ解説します。
自治会の情報
自治会の活動内容や自治会費がいくらなのか?って調べたことはありますか?これは結構重要なことなのにあまり調べる人はいません。自治会には会費を支払って入会することになるのですが、その会費が年間20万円を超える地域もあります。一般的には、年間5,000円〜10,000円程度であることが多いのですが、5,000円か10,000の違いでも年間支出が2倍変わります。年間5,000だとしても50年同じ場所に住むとしたら250,000円になります。
自治会費は年に1回、4月頃に支払うことが多いのですが、その時に5,000円出すのか、10,000円出すのかで精神的なダメージは変わってきます。5,000円の違いですが、毎年のこととなると、知人・友人の住む地区との会費の差に不満を感じてしまうかもしれません。
土地を購入する前に自治会費をしっかり調査しておくと良いでしょう。
自治会の活動内容
自治会のことはもう少し深く知る必要があります。その内容は自治会の活動内容です。
自治会には、子供会などの様々な委員会があり、一年を通してイベントがある自治会が多くあります。行事には運動会やお祭り、防災訓練や530運動などがあります。クリスマス会という楽しいイベントをしている自治会もあるそうです。でも、あなたのライフスタイルを考えた時に、自治会と深く関わっていきたいと思っているのか、できるだけ関わりたくないと思っているのかで、自治会のイベントへの考え方は変わってきます。
イベントが多い自治会で、毎年順番で回ってくる組長という役割になった時、その年はとても忙しくなります。
・毎月組長会議に参加
・委員会の仕事
・夏休みのラジオ体操の役割
・お祭りの準備や運営
このようなイベントに参加することになるでしょう。
これで購入を控えることは少ないかもしれませんが、ご自身のライフスタイルに合った自治会なのかを調べておいて、そこに住んだ後に「こんなはずじゃなかった」と感じることなく、心の事前準備ができるように調査しておくことをお勧めします。
近隣住人の人柄
新築を建てるということは、その場所に一生住むと言っても過言ではありません。仮にですが、隣に住む人が赤ちゃんの鳴き声や子供の楽しそうに遊んでいる声に、煩わしさを感じる方が済んでいる場合、その土地を購入したことを後悔してしまう可能性があります。
せっかく戸建てに住んだにも関わらず、萎縮して過ごさなくてはいけないなんて少し損した気分になりますよね。
近隣住人についてもある程度事前に調べて、せめて隣の人が、どんな人なのかを知ることはとても重要なポイントです。
車の交通量
国道や県道ではなくても、車の交通量が多い場所はたくさんあります。その中でも大きなトラックがたくさん通る場所は嫌ですよね。お子さんがまだ小さいと、眠りが浅いのでちょっとしたことで起きてしまうため、トラックの通る大きな音に反応して起きてしまうこともあります。
交通量だけでなく、朝昼夜の敷地近辺の環境を事前に知っておくことで、建物の設計にその対策を反映させることができます。
通学路は安全?
お子様がまだ小学校低学年である場合、初めての通学、そして帰宅時は道路状況によって交通事故の危険性があります。自治会の人やPTA、小学校の先生の活動で、旗当番や見守りをしてくれているのであれば、多少安心できますが、それでも何かあったらと心配になってしまうものです。
お子様が通う学校までの通学路も土地を決めるための要素の一つに入れましょう。
土地柄はどうなのか?
少し田舎に土地を購入するとよくあるのが、昔からの「しきたり」によって住みにくさを感じることです。大規模な分譲開発をした土地であれば、そのようなことは少ないと言えますが、それでもその場所は「昔どのような場所だったのか?」というのはとても重要になります。
新しく住む人に対して、あまり良い対応をしない地域や、受け入れてくれないような地域もあると聞きます。
特に転勤して地域をよく知らずに家を購入しようという方は、そのようなトラブルに巻き込まれないように事前に調べておきましょう。地域のことにはお巡りさんも自治体任せでなかなか動いてくれないケースも多いと聞きます。
ゴミ捨て場所や外灯
土地周辺の環境チェックを忘れずに行いましょう。ゴミ捨て場が遠いと毎回しんどい思いをしてしまいますし、家の周辺に外灯がなく夜は真っ暗になってしまう場所の場合、お子様が大きくなって暗くなってからの帰り道は心配になりますよね。
駅が徒歩圏内の場合は、駅からの自宅までの外灯やお店による灯りをチェックして、安全な道であるかの確認も必須です!
まとめ:一生住むからこそ細部まで調査しましょう
コンビニやスーパーまでの距離、学校や職場までの通勤時間、防災のためのハザードマップチェックなど、このようなことは当たり前のように調査しますが、近隣や自治会のことまでしっかり調査することが大切なのは理解できましたでしょうか?
自治会については、その土地の自治会長さんに聞くことが良いと思います。その理由は、自治会長を担っているということは、その場所に10数年、数十年住まわれていて、地域の皆さんに選ばれているということです。
そんな自治会長さんは、学校、PTA、その他、お祭りごとなどのイベントに常に関わり、周辺を詳しく知っているはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
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