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シューズクロークは本当に必要?その価値を考えてみましょう!

2024/08/25

シューズクロークは、最近のモデルハウスでよく見られる家族専用の収納スペースで、玄関とは別に設けられることが多いです。多くのハウスメーカーが「来客時に玄関の靴や傘が散乱しているのを見られたくない」という理由で導入を推奨しています。しかし、果たしてそれだけの理由で大きなコストをかけるべきなのでしょうか?靴を下駄箱にしまう習慣を家族全員が身に付ければ、シューズクロークは不要になるかもしれません。さらに、シューズクロークを単に来客用のためだけに設けるのは、スペースやコストの無駄遣いになる可能性があります。そんな中、趣味の道具を収納するためのスペースとしてシューズクロークを活用することで、家族全員にとって快適な生活環境を整えることができるのではないでしょうか。今回の記事では、シューズクロークの価値について考えてみましょう。

シューズクロークを来客用に作るべき?

シューズクロークを設置する理由としてよく挙げられるのが、「お客様が来た場合に玄関に置いてある靴や傘が散乱している状態を見せたくないから」という考え方です。確かに、玄関が整理されていると、家全体がスッキリとした印象を与えることができます。しかし、それだけのためにシューズクロークを設置するのは、少し神経質すぎると感じませんか?

たとえば、モデルハウスを見学した方からの話によると、シューズクロークは来客用に設置されているのに、お客様をお通しする和室はリビングとダイニングを通った先に配置されていたそうです。これでは、お客様に家の中をある程度見られてしまうので、玄関だけ綺麗に保つ意味が薄れてしまいます。それにもかかわらず、靴や傘が散らかっているのを見られたくないためだけに、約1坪前後のシューズクロークを100万円以上かけて設置するのは、コストパフォーマンスが低いように感じます。

そのような場合、シューズクロークにお金をかけるよりも、別の場所に予算を充てる方が賢明かもしれません。たとえば、家族全員が靴をきちんと下駄箱にしまう習慣を身に付けるだけで、玄関が散らかることを防ぐことができます。それだけで、シューズクロークの必要性がなくなるかもしれませんね。

シューズクロークを趣味のために活用しよう!

家を建てる際、せっかくのスペースを無駄にしないためにも、シューズクロークは家族全員が快適に暮らすための空間として考えるべきです。来客用のためだけに設置するのではなく、家族の趣味やライフスタイルに合わせて活用することで、シューズクロークはより価値のあるスペースになります。

たとえば、ご主人や奥様が自転車やスケートボード、釣りなどの趣味を持っている場合、その道具を収納する場所としてシューズクロークを利用するのも良いアイデアです。サーフィンが趣味の方なら、シューズクロークにサーフボードやウェットスーツを収納し、外に専用の洗い場や干し場を設置することで、より効率的に道具の管理ができるでしょう。アウトドアが好きな家族なら、シューズクロークをアウトドア用品専用のウォークインクローゼットとして使うことも考えられます。

つまり、シューズクロークを単なる靴の収納スペースとして捉えるのではなく、家族の動線やライフスタイルを考慮した設計を行うことが重要です。実際に家族がどのように日々を過ごしているのかをイメージしながら、どこに何を設けたら快適に過ごせるのかを考えることで、シューズクロークは家全体の機能性を向上させるスペースに変わります。

コートをかける収納を設置するのも便利

シューズクロークの利便性は、趣味の道具を収納するだけにとどまりません。たとえば、コートをかけるための収納スペースを設置することも、日常生活において便利です。特に、買い物帰りや仕事帰りにコートを着ていると、帰宅してすぐにコートをかける場所があると助かります。毎回2階までコートを持って上がるのは面倒ですし、翌日も同じコートを着ることが多いので、すぐに手の届く場所に収納できると効率的です。

しかし、コート掛け付きの収納を設置する場合、必ずしもシューズクロークに限定する必要はありません。玄関にコート掛け付きの収納を設置したり、リビングまでの廊下に収納スペースを設けることも可能です。間取りや動線に応じて、どこに収納スペースを作るのが最も便利かを検討することが大切です。

日常の動線を快適にする勝手口の設置

シューズクロークの設置に関連して、勝手口の活用も考えてみましょう。特に、毎日家事で忙しい奥様にとって、効率的な動線を作ることは非常に重要です。たとえば、買い物から帰ってきた時、車から降りて玄関まで歩いてリビングを通ってキッチンにたどり着くのは、重たい食材を持っていると負担が大きいですよね。そこで、車から降りたらすぐに勝手口があり、そのままシューズクロークを通ってキッチンに直接アクセスできるような動線を設けることで、日常の家事が格段に楽になります。

このような家事動線の工夫は、シューズクロークを活用するだけでなく、家全体の設計において非常に有効です。奥様の負担を軽減し、家族全員が快適に暮らせる家づくりを目指しましょう。

まとめ:シューズクロークを家族のために活用する

今回の記事では、シューズクロークを来客用に設置することの是非や、家族の趣味や日常生活を考慮した活用法についてお伝えしました。家を建てる際には、限られたスペースや予算を有効に使うことが大切です。シューズクロークを設置する場合も、単なる収納スペースとしてではなく、家族のライフスタイルに合った多機能な空間として設計することが、長期的に見て最も価値のある選択となるでしょう。

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