お知らせ・NEWS

転職で住宅ローンが通らない?失敗しないための計画的な家づくりの進め方

2024/09/11

家を新築する際や中古住宅を購入する際、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。しかし、住宅ローンの審査を通過するためには、やってはいけないことがいくつかあります。その中でも特に重要なものが「転職」です。「なぜ転職が住宅ローンの審査に影響するのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。今回の記事では、転職が住宅ローン審査にどのような影響を与えるのか、その理由や解決策について詳しく解説していきます。これから家づくりを考えている方や住宅ローンの審査に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

住宅ローン審査における「転職」が問題になる理由

住宅ローンを申し込む際、金融機関は返済能力を確認するためにいくつかの審査項目を設けています。その中でも重要視されるのが「勤続年数」です。多くの信用金庫や銀行では、最低1年以上の勤続年数を求めています。ですから、転職してすぐの状態では、この「勤続年数」の条件を満たすことができず、審査に通らないことがあるのです。

転職によって、これまで積み上げてきた信用が一時的にリセットされるため、金融機関としては新しい職場での安定性が確認できるまで審査に通過できなくなる可能性があります。特に、転職後すぐに住宅ローンの審査を申し込むと、融資が受けられないどころか、審査自体を受けられないことがあります。

転職先が上場企業でも安心できない理由

「転職先が上場企業のような大企業なら大丈夫なのでは?」と思われる方もいるかもしれません。確かに、上場企業のような大企業であれば、ある程度の安定性は見込めます。しかし、たとえ上場企業に転職したとしても、金融機関が求める「勤続年数」をクリアしていなければ、基本的には審査に通りません。

特殊なケースとして、同業種への転職で転職先のメインバンクが融資を行うメガバンクであれば、通過する可能性がある場合もありますが、これは非常に稀なケースです。一般的には、転職後すぐに住宅ローンの審査を受けることは避けるべきです。

キャリアアップ転職も注意が必要

「キャリアアップのための転職なら問題ないのでは?」と考える方もいますが、基本的に転職そのものが住宅ローン審査にマイナスの影響を与えます。金融機関からすると、「家を購入するのなら、転職を控えて、一定期間の安定した勤務実績を示してから審査を受けるべき」という考え方が一般的です。

ただし、グループ会社への異動や士業(弁護士、税理士など)の場合は、例外として審査が通ることもあります。しかし、キャリアアップ転職だからといって、必ずしも審査がスムーズに進むわけではないことを理解しておきましょう。

新築住宅が完成しても「引き渡し前の転職」はNG

「新築住宅が完成した後なら転職しても大丈夫では?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。住宅ローンの審査が通って融資が実行されるまでの間は、特に注意が必要です。建物が完成しても、住宅会社から正式に「引き渡し」を受けて融資が実行されるまでは、転職してはいけません。

引き渡し後であれば、金融機関の関与はなくなりますので、転職しても問題ありません。しかし、引き渡し前に転職をしてしまうと、融資がストップし、最悪の場合、家の完成後でも引き渡しができなくなってしまう可能性があります。

住宅ローンを組むためには「計画性」が鍵

家を購入するためには、しっかりとした計画を立てることが大切です。転職をしてしまうと、勤続年数がリセットされてしまい、融資を受けるための条件を満たせなくなります。もし「現在の収入では希望する融資額に届かない」と感じた場合には、その勤務先でどのくらいの期間働けば希望額に達するのかを調べ、計画を立てることが重要です。

また、パートナーが働いている場合は、自己資金を増やす計画を立てるなど、他にもできる対策はあります。思い立ったら即行動というのではなく、家を持ちたいと考えるなら、将来的な計画をしっかりと練りましょう。

住宅会社のアドバイスと信頼関係

住宅ローンを無事に通すためには、信頼できる住宅会社や担当者と協力して進めることが非常に重要です。ノルマがある住宅会社では、急いで契約を進めようとする場合もありますが、じっくりと計画を立て、一緒に寄り添って家づくりを進めてくれる会社を選ぶことが大切です。

アイズホームでは、お客様と一緒に計画を立て、無理のない家づくりをサポートします。将来的な住宅購入の計画を一緒に進めることで、安心して家づくりを楽しむことができるでしょう。

転職以外でも注意すべきこと

住宅ローンの審査において、転職以外にも注意しなければならない点があります。たとえば、リース契約や他のローンの支払いが遅延している場合も、審査に悪影響を与える可能性があります。審査情報に変化があると、融資が減額されたり、最悪の場合融資が取り消されたりすることがあります。これまでの生活を維持しつつ、しっかりと計画を立てて進めることが重要です。

まとめ:家づくりには計画性と信頼できるパートナーが必要

住宅ローンを利用する際には、計画的に行動し、転職などの大きなライフイベントは慎重に検討することが大切です。また、信頼できる住宅会社や担当者と協力して進めることで、安心して家づくりを楽しむことができます。計画的に進めることで、将来にわたって快適で満足のいく住まいを手に入れることができるでしょう。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

株式会社アイズホーム
建築士とともにあなたに寄り添った家づくり

お問い合わせはこちら
https://is-h.jp/inquiry

[ 一覧へ戻る ]

相談する

お急ぎの方、
まずはお気軽にご連絡ください。

ページトップへ戻る