はじめに
家づくりを考え始めると、キッチン設備の選択も大きな悩みのひとつですよね。特に「ガスコンロ」と「IHクッキングヒーター」、どちらを選ぶべきかは迷うポイントです。全国的に電気代が高騰している中で、「ガスの方がいいのかな?」と思う方も多いかもしれませんが、単純に決めてしまうのは危険です!
この記事では、ガスコンロとIH、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較し、あなたのライフスタイルに合った選び方をご紹介します。
ガスコンロのメリット
- コストが比較的安い
- ガスコンロは、IHクッキングヒーターに比べて本体価格が安い場合が多く、3〜5万円ほど差が出ることもあります。
- また、既存の調理器具をそのまま使えるため、新たに鍋やフライパンを買い足す必要がありません。
- 本格的な料理が楽しめる
- ガスコンロは炎を使えるため、フライパンを浮かせて振る料理や、直火で仕上げる調理が可能です。料理好きの方には魅力的なポイントです。
- 災害時に強い
- 特にプロパンガスの場合、地震や災害時にライフラインが止まったとしても、ボンベがあれば使用できます。一方で都市ガスは復旧に時間がかかることが多いため、災害対策を重視する方にはプロパンガスがおすすめです。
ガスコンロのデメリット
- ガスの基本料金がかかる
- ガスを使用する場合、電気の基本料金に加えてガスの基本料金(約1,500円/月)が必要になります。30年間で約54万円と、長期的に見ると負担が大きくなる可能性も。
- プロパンガスの価格変動
- プロパンガスは都市ガスよりも料金が高いことが一般的です。また、プロパンガス会社によって料金が異なるため、事前に確認が必要です。
- 火災のリスク
- 火を使用するため、火災のリスクはゼロではありません。ただし、現在のガスコンロには安全装置がついており、安心して使用できる設計になっています。
IHクッキングヒーターのメリット
- お手入れが簡単
- 表面がフラットなので、サッと拭くだけで掃除が完了します。五徳があるガスコンロに比べて手間がかからない点が魅力です。
- オール電化との相性が良い
- 太陽光発電を設置している場合、昼間の電力を活用することで電気代を抑えられる可能性があります。特に日中に家にいることが多い家庭にはおすすめです。
- 火を使わない安心感
- 火を使わないため、小さなお子様がいる家庭では火災のリスクが低減します。ただし、表面が熱くなっている場合があるので、やけどに注意が必要です。
IHクッキングヒーターのデメリット
- 初期費用が高い
- IHクッキングヒーターの本体価格はガスコンロより高めです。また、専用の調理器具を揃える必要があり、その分のコストも発生します。
- 災害時に使えない
- 電力が必要なため、停電時には使用できません。災害対策としてはガスの方が有利と言えます。
ガスコンロとIH、どっちがいい?判断基準はこれ!
「ガスが良い」「電気が良い」と一概に決めることはできません。それぞれの選択肢は、家族構成やライフスタイル、災害への備えなどによって最適解が異なります。
判断基準:
- 災害対策を重視する方:プロパンガスがおすすめ
- 掃除のしやすさを優先する方:IHクッキングヒーターが便利
- 太陽光発電を活用したい方:オール電化を検討
また、住宅会社の担当者に相談し、シミュレーションを行うことが重要です。専門家と話し合いながら、ご家庭に最適な選択肢を見つけましょう!
信頼できる住宅会社を選ぶことが大切
注文住宅を建てる際には、住宅会社や担当者との信頼関係が最も重要です。性能や価格だけで選ぶのではなく、長期的に安心して付き合える会社を選びましょう。
「あなたの家族に合った選択肢を真剣に考えてくれる」「デメリットもしっかり伝えてくれる」そんな住宅会社を選ぶことで、後悔のない家づくりが実現します。
まとめ
ガスコンロとIHのどちらを選ぶべきかは、あなたの生活スタイルや価値観次第。今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に、じっくり検討してください!
アイズホームでは、地元・浜松市周辺で信頼できる家づくりをサポートしています。お悩みがあれば、ぜひご相談ください!
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。
株式会社アイズホーム
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