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電気代高騰の時代に選ぶべきは?ガスコンロとIHのメリット・デメリット

2024/12/27

電気代の高騰が続く中、新築住宅のキッチン選びで「ガスコンロかIHクッキングヒーターか」で悩む方も多いのではないでしょうか?特にご家族の料理を担当する方にとっては、一度選んだ設備が長く使用されるため、後悔のない選択をしたいものです。本記事では、ガスコンロとIHの特徴をそれぞれ深掘りし、どちらがご家庭に適しているかを考えるお手伝いをします。


ガスコンロのメリット

ガスコンロにはどのような利点があるのでしょうか?ここからは具体的な特徴や利点を詳しく解説していきます。

初期費用が安価

ガスコンロは一般的にIHクッキングヒーターよりも初期費用が安いことが特徴です。同じ機能を持つ製品で比較すると、ガスコンロはIHに比べて3–5万円程度安く購入できるケースが多いです。また、既存の調理器具をそのまま使用できるため、買い替えの必要がありません。特にフライパンや鍋類の買い替えコストが不要なのは、初期費用を抑えたい方にとって大きなメリットです。

調理の自由度が高い

ガスコンロは炎を使うため、鍋やフライパンを自由に動かして調理できます。特にプロのようなフライパンを振る料理に慣れている方には扱いやすいでしょう。また、ガスコンロを選ぶことで火力調整の幅が広がり、本格的な調理も楽しむことができます。

災害時に強い

プロパンガスを選ぶことで、災害時の対応力が高まります。都市ガスは地震や災害時に復旧が遅れる場合がありますが、プロパンガスは個別のガスボンベを使用するため、比較的早く利用再開が可能です。この点で安心感を得られるのはガスコンロならではの魅力です。


ガスコンロのデメリット

ガスコンロを選ぶ際に注意しておきたいポイントについてご紹介します。どのような不便さやコストがあるのか、詳しく解説していきます。

基本料金が発生

ガスを使用する場合、電気とは別にガスの基本料金が必要となります。例えば都市ガスの場合、月々約1,500円、年間で約18,000円の追加コストが発生します。30年間で計算すると約54万円と、長期間で見た場合のコスト負担が無視できません。

火災リスク

ガスコンロは火を使うため、火災リスクが伴います。最近の製品には安全装置が搭載されていますが、火の使用そのものが気になる方には不安材料となるかもしれません。

プロパンガスの価格変動

プロパンガスは都市ガスに比べて料金が高い傾向があります。さらに、プロパンガス会社によって価格設定が異なるため、契約する会社によってランニングコストが大きく変わる可能性があります。


IHクッキングヒーターのメリット

IHクッキングヒーターを選ぶ際に期待できるメリットについて、具体的な特徴を詳しくお伝えしていきます。

掃除が楽

IHクッキングヒーターはフラットな形状のため、汚れが付いてもさっと拭くだけで簡単に掃除できます。五徳のあるガスコンロと比べ、日常のメンテナンスが格段に楽になるのは、大きな魅力です。

火を使わない安全性

IHは火を使わないため、調理中に火事が起きるリスクが低いです。また、表面温度が下がれば触れても火傷しにくくなる点も、小さなお子様がいる家庭には安心材料と言えるでしょう。

オール電化との相性が良い

IHクッキングヒーターは、オール電化住宅との相性が良い点も特徴です。特に太陽光発電を併用する場合、昼間の電力を自家発電で賄えるため、光熱費を抑えることができます。日中に在宅時間が長いご家庭では、オール電化とIHの組み合わせで経済的メリットを享受できる可能性があります。


IHクッキングヒーターのデメリット

IHクッキングヒーターを導入する際に知っておくべき注意点や欠点について、これから詳しく解説していきます。

初期費用と調理器具の買い替え

IHクッキングヒーターの初期費用はガスコンロに比べて高めです。また、従来の調理器具が使用できない場合が多く、対応する鍋やフライパンを新たに購入する必要があります。この買い替え費用も考慮する必要があります。

停電時の利用不可

IHは電気がなければ使用できないため、停電時には調理ができません。災害時に調理の継続が難しい点はデメリットと言えるでしょう。

調理方法の制約

IHは熱源が特定のエリアに限られるため、調理中に鍋やフライパンを浮かせることができません。調理スタイルによっては使い勝手が制限される場合があります。


ガスとIH、どちらを選ぶべき?

どちらが適しているかは、家族構成やライフスタイル、価値観によって異なります。例えば、災害時の対応力を重視する方にはプロパンガスのガスコンロがおすすめです。一方、日中の在宅時間が長く、太陽光発電の恩恵を受けられる家庭ではIHがメリットを発揮するでしょう。

最も重要なのは、根拠に基づいた判断をすることです。住宅会社やショールームで実際に使い心地を試すほか、光熱費や災害時のリスクなどを具体的にシミュレーションしてもらうのが良いでしょう。


信頼できる住宅会社と担当者の重要性

注文住宅を建てる際、住宅会社と担当者との信頼関係が大切です。性能や価格だけで選ぶのではなく、長期的に付き合える安心感のある会社を選びましょう。あなたの生活に寄り添い、的確なアドバイスをくれるパートナーが理想です。

信頼関係が大切

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