新築を建てた後に「もっとこうすれば良かった…」と後悔しないために大切なのが収納計画です。しかし、収納はただ増やせば良いというものではありません。多くの方が見落としがちな収納のポイントを押さえて、快適な住まいを実現しましょう。
収納を考える前にやるべきこと
まず、新築の収納計画を立てる前に、現在の住まいの不満点を洗い出しましょう。
- コンセント周りがぐちゃぐちゃしている
- 掃除機を収納する場所がない
- 玄関に靴が散乱している
こうした不満点をリストアップし、収納計画に反映させることで、より快適な住まいづくりが可能になります。スマホのメモ機能を活用して、日常の中で気づいたことを記録しておくのもおすすめです。
新築に絶対必要な収納アイディア
1. シューズクローク
シューズクロークは、靴の収納スペースとしてだけでなく、外で使用するアイテムをしまう場所としても活用できます。
- 自転車やサーフボード、ゴルフグッズなどの趣味用品
- お子様の砂場遊びグッズやベビーカー
一般的に「靴が散らからない」といったメリットが強調されますが、実際に小さなお子様がいるご家庭では完全に片付けるのは難しいものです。そのため、「何を収納するのか」を明確にしてスペースを活用しましょう。
2. パントリールーム
パントリールームはキッチン専用の収納スペースで、
- 食材や飲料のストック
- キッチン家電の収納
など、多目的に活用できます。
特に「何を収納するのか」を具体的に考えておくことで、パントリーのレイアウトやコンセントの配置を最適化できます。例えば、ウォークインスタイルのパントリーを設けると、大容量の収納が可能になり、リビング・ダイニングから見えないので生活感を抑えることができます。
3. リビング収納
リビングは家族が集まる場所だからこそ、収納計画が重要です。特に見落としがちなのがWi-Fiルーターの収納場所。
- ルーターが見える場所にあると生活感が出る
- 配線が絡まって掃除しにくい
こうした問題を解決するために、ルーター専用の収納スペースを確保しましょう。また、リビング収納には以下のようなものを収納するのもおすすめです。
- ゲーム機やDVD
- お子様の学習用品や習い事のカバン
- コート掛け(玄関収納との併用も可)
リビングでの過ごし方をイメージしながら、適切な収納を確保することが大切です。
意外と忘れがちだけど絶対必要な収納アイディア Part2
収納を考える際に重要なのは、「誰が使うのか」を意識することです。収納は置くものではなく「使うもの」であり、家族の動線やライフスタイルに合わせた設計が求められます。
1. ランドリールーム
ランドリールームでは、
- 洗濯機で衣類を洗う
- 洗濯物を干す
- 乾いた洗濯物を取り込む
- 洗濯物をたたむ
- 収納する
という流れが発生します。この一連の流れをスムーズにするために、誰がどの作業をするのかを考えた収納計画が必要です。
例えば、
- ご主人様には乾燥機に衣類を入れる作業を担当してもらう
- 乾燥機で乾いた衣類をたたんで、折りたたみカウンターに置いておく
- 家族それぞれが自分の服をタンスに収納する
といった形で、家族が自然に協力しやすい収納の仕組みを作ることが大切です。
2. ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは、ご夫婦の寝室に隣接することが多いですが、単なる収納スペースではなく、多目的に活用できます。
- 仕事を持ち帰る方は書斎スペースとして活用
- 奥様がリラックスできる読書スペース
- 趣味のゲームを楽しむ空間
など、使い方を明確にすることで、より快適な生活空間になります。
まとめ
収納は「何をしまうか」だけでなく、「誰がどのように使うのか」を意識することで、より機能的な住まいになります。
家づくりは信頼関係が大切です。あなたの家を自分のことのように考え、最適な提案をしてくれる住宅会社を見つけることが、後悔しない家づくりのポイントになります。
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
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