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今、新築を建てなきゃもう建てられない?その理由と判断ポイントを徹底解説

2025/04/23

近年、「家を建てたいけれど、今のタイミングでいいのかな?」と迷っている方が増えています。しかし、実は“今だからこそ建てた方がいい”といわれる理由がいくつもあるのをご存知でしょうか?

本記事では、新築住宅を検討されている方に向けて、「今、なぜ建てるべきか」「建て時を逃すとどうなるのか」をやさしく丁寧に解説していきます。将来の暮らしを安心して始めるために、今のうちに知っておきたい情報をしっかりとお伝えします。

家を建てるコストは年々上昇している

新築住宅の価格は、ここ数年で確実に上がってきています。これは、家の材料や職人の人件費が高くなっているためです。昔と同じ金額では、今は建てられなくなっている現実があります。

建材費の高騰と住宅価格の上昇

新築住宅の価格が上がっている理由のひとつが、建材の値上がりです。特に2020年以降の「ウッドショック」以降、木材の価格は世界的に上昇し、それに引っ張られる形で断熱材、サッシ、外壁材、設備機器も軒並み価格が高騰しています。

今後も資源価格の変動や円安の影響で、住宅資材が安くなる兆しは見えていません。つまり、「今より安く建てられる未来」は、しばらく訪れない可能性が高いのです。

職人不足による人件費の上昇

もう一つの要因が「人手不足」です。建築業界では高齢化が進んでおり、若手の職人が減ってきているのが現状です。そのため、一棟を建てるのに必要な工期が延びたり、施工単価が上がったりと、家づくり全体のコストに影響しています。

この状況は数年で解決するものではないため、今後ますます「人が足りない=コストが上がる」という構図が強まると予想されます。

住宅ローンの金利がじわじわ上がってきている

住宅ローンの金利は今までにない低さが続いていましたが、ついにその“底”から動き始めています。特に固定金利を中心に上昇傾向が見られ、「今のうちに借りておいた方が得」という意見も増えています。

過去最低金利の“終わり”が見え始めている

2024年以降、日本銀行の金融政策の転換や世界的なインフレの影響を受けて、固定金利型の住宅ローン金利が上昇しています。変動金利も今後は上昇する可能性があるとされ、これまでの「超低金利時代」は徐々に終わりを迎えつつあります。

少しの金利差でも、35年ローンで見ると返済総額に大きな差が生まれます。たとえば、金利が1%上がるだけで数百万円の差が出るケースもあるのです。

借入総額が変わる影響は大きい

同じ建物、同じ仕様であっても、金利が違うだけで月々の返済額や総支払額に大きな差が生まれます。逆にいえば、「低金利の今なら予算内で希望の家を建てられる」というメリットがあるとも言えます。

将来的に金利が上がると、「同じ家が建てられなくなる」可能性が高まるため、住宅ローンの観点から見ても、今のうちに動き出すメリットは大きいといえるでしょう。

今すぐ建てなくても、5年後・10年後のリスクを知っておこう

「今すぐ建てなくても、そのうちで大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。ですが、“そのうち”が来たときに、今と同じ条件で家が建てられるとは限らないのです。

「そのうち」のうちに建てられなくなる可能性

5年後、10年後には今以上に住宅価格が上がっている可能性があります。加えて、住宅ローンの金利や職人不足の影響が重なれば、希望するグレードの家を建てるのが難しくなるケースも出てきます。

今なら選べた仕様が、数年後には予算オーバーになる。そんな状況が現実になりつつある今、「いつか建てたい」と思っているなら、具体的な計画に落とし込む時期なのかもしれません。

年齢と住宅ローン審査の関係

住宅ローンは、年齢が上がるほど審査が厳しくなる傾向があります。特に定年退職が見えてくる年代に差し掛かると、返済年数が短くなり、月々の返済負担が重くなるケースも。

若いうちに建てておくことで、ローンの返済期間をしっかり確保でき、定年前に完済するという理想的なライフプランも実現しやすくなります。

とはいえ「今じゃない」と思う方へ

今すぐ建てるのは難しいという方も、だからといって“何もしない”のはもったいないことです。家づくりは情報戦です。動き出す時期を見誤らないために、今できることを始めておきましょう。

先延ばしをしながら“準備”する選択肢もある

たとえば、土地探しを少しずつ始めたり、住宅展示場を見に行ったり、SNSや動画で最新の家づくり情報を集めたり。これらはすべて、「今じゃないけど、いつか建てたい」という方にとって有効な準備です。

また、信頼できる住宅会社や工務店に相談することで、今後の金利や補助金制度の見通しなどを含めたリアルなアドバイスを受けることもできます。

家づくりは情報戦。損しないために“動いておく”ことが大切

「今じゃないからこそ、準備ができる」——これは家づくりにおいて非常に大きな価値です。補助金や減税制度も年々変化しており、知っているかどうかで数十万円〜百万円単位の差が出ることもあります。

後悔のない家づくりをするためには、“思いついたときに動いておく”というスタンスがとても大切です。

まとめ:いつか建てるなら、後悔しない“今”を選ぶために

家づくりは人生の中でも大きなイベントです。だからこそ、焦って決める必要はありませんが、「建てない理由」ばかりを並べてチャンスを逃してしまうのも、もったいないことです。

今だからこそ受けられる低金利や補助制度、希望の土地や仕様を確保するチャンスを逃さないように、まずは動いてみることが重要です。

“いつか建てたい”とお考えの方は、今こそその一歩を踏み出すタイミングかもしれません。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

株式会社アイズホーム
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