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【2025年最新版】プロはもうオススメしていない!注文住宅で“選ばない方がいい”時代遅れ設備21選

2025/07/13

注文住宅や大規模なリフォームをご検討中の方にとって、住宅設備の選定は非常に重要なプロセスです。見た目や価格の安さにつられて導入した設備が、実際には「使いにくい」「掃除が大変」「すぐに壊れた」といった後悔につながるケースは決して少なくありません。時代の変化とともに、住宅設備のトレンドや性能基準も進化しており、かつて当たり前とされていた設備が、いまでは「選ばない方がいい」とされることも増えています。

本記事では、2025年の最新事情をもとに、住宅設備の中でもとくに見直しが必要とされている“時代遅れ”とされるアイテムを21個厳選し、プロの視点から詳しく解説します。設備選びで失敗しないために、「なぜ選ばれなくなったのか」「どのようなデメリットがあるのか」「代わりにどんな設備が推奨されているのか」を一つひとつ丁寧にご紹介いたします。

水回り設備の見直しポイント

折戸・引き戸の浴室扉

浴室の扉に多く採用されていた折戸や引き戸は、可動部分にホコリやカビが溜まりやすく、掃除がしにくいという課題があります。また、部品の破損も発生しやすく、経年劣化による修理の手間も増える傾向にあります。そのため、現在ではメンテナンス性・安全性の観点から、開き戸が主流となりつつあります。

FRP浴槽

軽量でコストパフォーマンスに優れるFRP浴槽ですが、傷が付きやすく、10年を過ぎる頃にはくすみや汚れが目立ちやすくなります。人工大理石浴槽に比べて美観の持続性が劣るため、清掃の手間や長期的な快適性を考慮すると、導入時のコストが少々高くても人工大理石浴槽の方が人気となっています。

洗面台下のカウンター

洗面台下に設けられるカウンターは、水跳ねやホコリが溜まりやすく、カビの発生源にもなり得ます。最近では、掃除がしやすくスッキリとした空間を演出できるマグネット式収納棚や浮かせる収納スタイルが注目されており、より実用性とデザイン性に優れた選択肢が増えています。

キッチンまわりの見直しポイント

吊り戸棚

背の高い収納を確保できる反面、使い勝手の悪さや出し入れのしにくさがネックとなっています。特に高齢者や小柄な方には不向きで、忘れられた食品や道具が奥に残るケースも見られます。代替案としては、背面収納やパントリーの設置が一般的になりつつあります。

浅型食洗機

省スペースで設置できる浅型食洗機ですが、容量が小さく鍋やフライパンが入らないことも。結果的に手洗いとの併用になり、負担が減らないという意見が多く見られます。最近では深型・フロントオープンタイプの食洗機が人気で、時短と効率の両立が実現可能です。

床下収納庫

スペースの有効活用に見える床下収納庫も、実際には取り出しにくく使用頻度が低い傾向にあります。点検口としての役割に留め、収納は別の場所で確保する設計が主流になりつつあります。

トイレ・玄関・窓まわりの見直しポイント

タンク式トイレ

凹凸が多く掃除がしにくいタンク式トイレに対し、タンクレストイレは掃除がしやすく、節水・自動洗浄・除菌などの機能性も高いため、現在はタンクレスが主流です。

勝手口

通風やゴミ出しのために設けられることの多かった勝手口ですが、断熱性・防犯性の観点から敬遠されるようになっています。必要性が低い場合は、省略する設計が増えています。

アルミサッシ

断熱性の低さが指摘されるアルミサッシに代わり、樹脂窓やアルミ樹脂複合サッシの需要が拡大しています。冷暖房効率の向上に寄与する設備として注目されています。

大きな引き違い窓

防犯性や断熱性の観点から、大きな引き違い窓よりも小さめの縦すべり出し窓や滑り出し窓が選ばれる傾向にあります。

天窓(トップライト)

採光性には優れるものの、断熱・防水の面で課題が多く、結露や雨漏りの原因になることも。現在では避ける方が増えています。

お風呂・トイレの小窓

24時間換気システムの普及により、窓を設けなくても十分な換気が可能です。掃除や防犯の観点からも、小窓は不要とされる傾向にあります。

手動鍵の玄関ドア

スマートキーやオートロック機能のある玄関ドアが主流となっており、利便性・防犯性ともに従来の手動鍵よりも優れています。

親子扉・引き違い戸

片開き扉で十分なことが多く、施工コストや断熱性能の面からも親子扉の採用は減少しています。

シューズボックス

大型のシューズボックスは玄関を狭く感じさせる要因となるため、現在ではシューズクロークの採用が主流です。

外装・仕上げ材の見直しポイント

スレート屋根(カラーベスト)

耐久性やメンテナンス性に課題があるスレート屋根に代わり、ガルバリウム鋼板や石粒付き鋼板が選ばれています。

バルコニー

外干し前提の生活スタイルが変化し、メンテナンスや防水施工の負担から設置しない選択をするご家庭が増えています。

ビニールクロス

質感や安全性への関心が高まる中、自然素材の塗り壁や紙クロスなどが注目されています。

窯業系サイディング

定期的なメンテナンスが必要な窯業系サイディングよりも、耐久性と防水性に優れる樹脂サイディングや塗り壁が選ばれています。

まとめ:後悔しない設備選びのために

家づくりにおいて、設備の選定は暮らしの快適さを大きく左右します。「昔からあるから」「安いから」といった理由だけで選ぶと、後々のメンテナンスや使い勝手で後悔する可能性があります。

本記事でご紹介した“選ばない方がいい設備”を参考に、ご自身のライフスタイルや将来の住まい方に合った設備を慎重に検討していただければ幸いです。ご不明な点やご相談があれば、ぜひアイズホームまでお気軽にお問い合わせください。

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