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営業マンは教えてくれない!住宅ローンで後悔しないための7つの落とし穴

2025/08/10

夢のマイホームを手に入れるため、多くの方が利用する住宅ローン。長期間にわたって返済していくため、「契約時にしっかり検討しておけば安心」と考える方も少なくありません。しかし、実際には営業担当者がすべての情報を提供してくれるとは限らず、後から「こんなはずではなかった」と後悔してしまうケースも数多く存在します。
特に住宅ローンは金額も期間も大きいため、わずかな条件の違いが将来の負担額に大きく影響します。たとえば「月々3,000円だけアップ」という軽い提案が、35年間で200万円近い差となることも珍しくありません。こうした数字の裏には、契約者が気づきにくい仕組みやルール、そして「知っていれば避けられたはず」の落とし穴が隠れています。
本記事では、営業マンが意図的に触れないこともある重要なポイントを「7つの落とし穴」として整理し、それぞれのリスクと回避方法を解説します。これから住宅ローンを検討される方、またはすでに契約内容を見直そうとしている方にとっても、必ず役立つ内容です。マイホーム購入を後悔のない選択にするために、ぜひ最後までご覧ください。

「あと月々3,000円」の甘い誘惑

住宅ローンの契約時や仕様変更の場面で、「月々たった3,000円でグレードアップできますよ」と提案されることがあります。金額だけを見れば負担が少なく感じられ、「それなら…」と承諾してしまう方も多いでしょう。
しかし、住宅ローンの返済期間は多くの場合35年。この「月3,000円増加」は、単純計算で**1,260,000円(3,000円×12ヶ月×35年)**の負担増です。さらに金利が1.0〜1.5%程度上乗せされれば、総支払額は150万〜200万円に膨らむこともあります。
提案内容が便利な設備や快適性の向上であっても、「本当に必要か」「その金額に見合った価値があるか」を冷静に判断する必要があります。
月額ではなく総額で考える視点を持つことが、住宅ローンで後悔しない第一歩です。

団体信用生命保険(団信)の“告知義務”違反リスク

団体信用生命保険(団信)は、契約者に万が一のことがあった場合に残債をゼロにできる重要な保険です。しかし、一部の営業マンが「病歴は黙っておいた方が通りやすい」と告げるケースも報告されています。
これは重大なリスクです。もし虚偽や告知漏れが発覚すれば、保険金は支払われず、遺されたご家族様がローンを返済し続けることになります。団信は正しい告知を前提とした制度であり、安心を得るためには事実を正確に申告することが不可欠です。

初期費用に潜む“ブラックボックス”

住宅購入時には、建物本体価格以外に諸費用がかかります。代表的なものは不動産仲介手数料、融資手数料、登記費用などです。これらは必要経費ですが、中には名目が不明確な費用が含まれていることもあります。

特に注意したいのが、

「ローン代行手数料」
「金融機関との調整料」

こうした項目は業者独自の設定で、金額や根拠が不透明な場合があります。5〜15万円程度が上乗せされるケースも珍しくありません。契約前に項目ごとの説明と金額の根拠を確認し、納得できない場合は契約しない勇気も必要です。

ペアローンの意外な落とし穴

夫婦でそれぞれ契約者になるペアローンは、借入額を増やせるメリットがあります。しかしリスクも大きく、離婚や収入減少時には大きな問題に発展します。
たとえば離婚後も共同名義のままでローンが残り続けたり、一方が返済不能になればもう一方が連帯保証人として返済を背負うことになります。売却時には双方の同意が必要で、関係が悪化していると売却が進まないこともあります。
契約前に出口戦略(解消や売却の条件)まで想定しておくことが大切です。

提携ローンは必ずしも最適とは限らない

「提携金融機関の優遇金利が使えます」との案内は魅力的に見えますが、裏では住宅会社に紹介料が入る仕組みがある場合もあります。そのため、営業マンにとって有利でも、お客様にとって最適とは限りません。
提携ローンは金利以外にも保証料や手数料が割高なこともあります。複数の金融機関を比較し、金利・保証料・総返済額などトータルで判断しましょう。

ボーナス払いに依存する危険性

ボーナス払いを組み込むと月々の負担が軽く見えますが、ボーナスは確実な収入ではありません。景気や会社の状況によって支給が減額・停止されることもあります。
もしボーナス分の返済ができなくなれば、貯蓄の取り崩しや延滞のリスクが発生します。住宅ローンは月々の安定収入で完結できる計画を立てることが安全です。

「5年ルール・125%ルール」の落とし穴

変動金利型ローンには、金利上昇時も返済額が急に上がらない仕組みがあります。しかし、その間に支払いきれなかった利息は元本に加算され、借入残高が減らない「元本増加現象」が起こる可能性があります。

短期的な安心感が、長期的な負担増につながることもあるため、固定金利も含めた比較検討が重要です。

後悔しないための5つの考え方

  1. 批判的な質問をする
    「なぜこれが最適?」「リスクは?」と担当者に確認する。
  2. 書面での確認を徹底
    口頭ではなく必ず文書で証拠を残す。
  3. 複数社で条件を比較
    金利だけでなく保証料や手数料も含めて総額で比較する。
  4. 中立な専門家に相談
    提携FPではなく第三者の立場の専門家を選ぶ。
  5. 長期的な視点を持つ
    ライフステージの変化を踏まえて計画する。

まとめ:知識が最大の防御策

住宅ローンは人生最大の契約であり、長期的な家計に直結します。営業マン任せにせず、自分自身がリスクを理解し、選択肢を比較検討することが重要です。今回紹介した「7つの落とし穴」を知っておくだけでも、将来の後悔を大きく減らせます。

正しい知識と冷静な判断で、ご家族様が安心して暮らせるマイホーム計画を進めましょう。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

株式会社アイズホーム
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