お知らせ・NEWS

お風呂リフォームで失敗しないために!絶対に知っておきたい10の注意点

2025/10/08

お風呂のリフォームは、リフォームした後に特に満足度を感じやすい工事のひとつですね。
毎日使う場所だからこそ、「きれいにしたい」「快適にしたい」という想いは強くなります。しかし一方で、工事の内容が見えづらく、失敗やトラブルが起こりやすい箇所でもあるのです。
たとえば、配管の老朽化を見落として後から追加費用が発生したり、断熱が不十分で冬に寒く感じたりといった後悔を聞くことがあります。
この記事では、そんな後悔を防ぐために知っておきたい10の注意点をご紹介します。
これからお風呂のリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 業者選びは慎重に

リフォームを成功させる最大のポイントは、信頼できる施工業者を選ぶことです。
施工実績や口コミを確認し、地域に根ざしているかどうかを見てみましょう。これはとても大切な判断基準です。
同じような住宅タイプ(戸建て・マンションなど)の工事経験があるかをチェックし、見積書の内容が明確で、工事後の保証・アフターサービスについても丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
一番気をつけなくてはならないのは飛び込み訪問をしてくる業者です。地域密着ではなく、信頼性に欠けるケースが多い点に注意しましょう。
さらに、連絡先や所在地があいまいな会社にも気をつける必要があります。実店舗がなく、担当者の顔が見えない業者は、万が一トラブルが起きた際に連絡が取れなくなることもあります。
できるだけ地域に事務所を構え、アフターフォローまで責任を持って対応してくれる会社を選ぶことが、長期的な安心につながります。

2. 建物構造や既存設備の制約を理解する

お風呂リフォームでは、建物の構造や配管経路によってできること・できないことがあります。特にマンションの場合、排水管の位置を動かせないケースが多く、間取り変更が制限されることもあります。
また、戸建てでも梁や柱の位置によって天井の高さが変えられない場合があります。
リフォーム前には、必ず現地調査を行い、制約を踏まえた上で最適なプランを立てましょう。

3. サイズ・動線・使い勝手をしっかり確認

カタログや図面上では広く見えても、実際に使うと狭く感じることがあります。
ユニットバスの「規格サイズ」と実際の設置後の「内寸」が異なる点にも注意が必要です。また、浴槽の形や段差の有無、扉の開閉方向なども生活動線に大きく影響します。
ショールームで実物に触れ、体の動きをシミュレーションしておくと安心できますよ。
さらに、家族構成や使用頻度によっても使いやすいレイアウトは変わります。
お子様や高齢のご家族様がいる場合は、出入り口の段差や手すりの位置にも配慮しましょう。
毎日の入浴が安全で快適になるよう、実際の利用シーンを具体的に想像して設計することが大切です。

4. 断熱・保温性能を軽視しない

冬場にお風呂が寒いと感じる原因の多くは、断熱不足によるものです。
床や壁、天井に断熱材を入れることで快適性が大きく向上します。また、浴室暖房乾燥機を設置すればヒートショックのリスクを減らすこともできます。
特に築年数の長い住宅では、窓からの冷気対策として複層ガラスや断熱サッシへの交換も検討しましょう。さらに、断熱リフォームを行う際には、脱衣所との温度差を抑える工夫も忘れてはいけません。
洗面室と浴室の温度差が小さくなることで、冬場のヒートショックを防ぐだけでなく、入浴時の快適さも大幅に向上します。加えて、換気扇や窓の配置を工夫し、湿気やカビの発生を防ぐことも健康的な浴室づくりにつながります。

5. 素材・仕上げ・掃除のしやすさに注目

毎日使う場所だからこそ、お手入れのしやすさも重要です。
防カビ仕様の壁パネルや、汚れが付きにくい床材を選ぶことで掃除の負担を減らせます。また、目地の少ないデザインや、コーキングを少なくする設計もおすすめです。
特に湿気がこもりやすい家では、換気機能と素材選びのバランスが快適さを左右します。さらに、床の凹凸や滑り止めの有無も大切なポイントです。滑りにくい素材を選ぶことで安全性が高まり、小さなお子様や高齢のご家族様にも安心して使える浴室になります。
加えて、照明の位置や明るさにも配慮し、清掃時に影ができない設計を意識すると、見た目の清潔感を長く保てます。

6. 機能やオプションを欲張りすぎない

最新のお風呂設備には多くの便利機能がありますが、すべてを導入すると使わない機能が増えてしまうこともあります。
ジェットバスや浴室テレビなどは設置スペースや電源容量を必要とし、後付けが難しい場合もあります。本当に必要な機能を見極め、ご家庭の生活スタイルに合った仕様を選ぶことが大切です。
さらに、機能を選ぶ際はメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。高機能な設備ほど部品交換や清掃が複雑になる場合があります。また、使用頻度が少ない機能よりも、毎日使う基本性能を重視することで、長く快適に使える浴室になります。
将来の家族構成の変化にも対応できる柔軟な設計を意識すると安心です。

7. 契約前に仕様書と図面をしっかり確認

「思っていた仕上がりと違った」という失敗は、仕様や位置決めの確認不足から起こります。
棚や手すり、シャワーフックの高さなどは、実際の使用者の身長に合わせて決めておきましょう。
契約前に図面と仕様書を細かく確認し、不明点はその場で質問することが重要です。ショールームでの確認も、完成イメージをつかむうえで重要なことです。
さらに、照明の色味や明るさ、水栓やカウンターの形状など、細部のデザインも確認しておくと安心できます。実際の光の当たり方や質感の違いによって印象が変わるため、写真やカタログだけで判断せず、実物を見て触れることが理想的です。
これにより、完成後の満足度が大きく高まります。

8. 工事中のトラブルや追加工事に備える

リフォームでは、解体してみないとわからない部分が多くあります。
たとえば、下地の腐食や配管の劣化が見つかると、追加工事が必要になるケースもあります。そのような場合に備え、契約時に「追加工事の扱い」について取り決めておきましょう。
また、工事の進捗を随時報告してもらうことで、認識のズレを防げます。さらに、工事中は現場の写真を共有してもらうと安心です。どの工程が進んでいるのか、どんな材料が使われているのかを確認することで、仕上がりに対する理解が深まります。
万が一トラブルが発生した場合も、記録として残しておくことで対応がスムーズになります。

9. 搬入・設置の工程を確認しておく

お風呂ユニットや浴槽はサイズが大きいため、搬入経路が確保できないと工事が遅れることがあります。
特に2階・3階に浴室がある場合は、クレーン作業が必要になるケースもあるのです。
現地調査の際に搬入ルートを確認し、事前に問題がないか確認しておきましょう。
工事時の養生や近隣への配慮も、信頼できる業者なら丁寧に対応してくれます。

10. 引き渡し後のチェックと保証確認を忘れずに

リフォームが完了したら、引き渡し時に必ず立ち会って細部まで確認しましょう。
排水の流れ、ドアの開閉、照明や換気扇の動作などを実際に動かしてチェックすることが大切です。
また、保証期間やアフターサービスの内容を把握しておくことで、万が一のトラブルにも安心して対応できます。

まとめ

お風呂のリフォームは、見た目をきれいにするだけでなく、快適性・安全性・耐久性を高める大切な工事です。
10の注意点を押さえておくことで、工事後に「こうしておけばよかった」と感じることを防げます。リフォームは一度きりではなく、長く使い続ける空間づくり。
信頼できる業者としっかり相談し、ご家庭に合った最適な浴室をつくりましょう。

[ 一覧へ戻る ]

相談する

お急ぎの方、
まずはお気軽にご連絡ください。

ページトップへ戻る