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間取り変更リノベ完全ガイド!築20〜30年の家を“今の暮らしに合う家”へ

2025/11/29

築20〜30年ほど経過した住宅では、ご家庭のライフスタイルが大きく変化し、建てた当時は便利だった間取りが今の暮らしに合わなくなっていることがあります。お子様の成長や独立、在宅ワークの増加、収納不足の悩み、使いづらい動線など、暮らしの変化に合わせて住まいを見直す方が増えています。
しかし、間取り変更と一口に言っても、「どこまで変えられるのか?」「耐震性は大丈夫なのか?」「スケルトンリノベにするべきなのか?」といった不安もあるでしょう。
そこで今回の記事では、一般の方にもわかりやすいように、間取り変更でできること・できないこと、スケルトンリノベで実現できる自由度、そして耐震性との関係や失敗しない進め方について解説します。
大切なことは、今の暮らしに合った家に変えるための正しい知識を持つことです。ご家庭にとっての“理想の住まい”を実現するための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

間取り変更で“できること・できないこと”を理解する

間取り変更は、暮らしやすさを大きく改善するための有効な手段ですが、すべての壁が自由に動かせるわけではありません。構造や設備の位置によって工事の難易度や費用も変わるため、最初に「できることとできないこと」を正しく理解することが大切です。
詳しく見ていきましょう。

壁を抜いて広いLDKにする場合の注意点

広いLDKは人気がありますが、壁を抜く際には注意が必要です。
建物には「耐力壁」と呼ばれる、地震に耐えるために必要な壁があります。これを無計画に取り除くと耐震性能が低下してしまうため、必ず信頼できる建築会社による判断を委ねましょう。
もし耐力壁を抜きたい場合は、梁を追加したり柱を補強したりすることで対応できるケースもありますが、その分、工事費が上がることを視野に入れる必要があります。また、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造など構造の違いによって変更可能な範囲も異なります。
まずは建物の構造をしっかり調査し、安全に配慮した上で計画を進めていきましょう。

水回りの移動でわかる範囲

キッチンやトイレ、お風呂など水回りの移動は、多くの方が希望される間取り変更のひとつです。ただし、配管には「勾配」が必要で、特に排水管は水が流れる方向に角度をつけなければなりません。そのため大幅な移動には制限があり、場合によっては床を上げたり配管経路を調整したりする工事が必要になります。
また、2階へのトイレ増設なども可能ですが、構造や床下スペースの状況によっては追加の補強工事が必要となる場合があります。

収納量UP・動線改善などの軽微な変更

間取りを大きく変えなくても、収納の一体化や扉の位置変更、部屋同士のつながりを工夫するだけで暮らしやすさを向上させることができます。
小さな改善でも生活動線が整い、日々のストレス軽減になります。壁の一部だけを撤去する、収納スペースをまとめるなど、比較的費用を抑えた変更も選択肢に入れてみましょう。

スケルトンリノベとは?どこまで変えられるのか

スケルトンリノベとは、建物の構造部分だけを残し、内装や設備、配管を一度すべて取り払う工事のことです。
築年数の古い住宅では特に人気があり、内装をまっさらな状態に戻して、自分たちの暮らしに合わせて再設計できることが大きな魅力と言えるでしょう。
ここからはスケルトンリノベについて詳しく解説します。

構造だけを残して“一度まっさら”にする工事

スケルトンリノベでは、壁・床・天井を撤去するため、隠れていた劣化部分や傷みを確認できるメリットがあります。
配管や配線も新しくできるため、水漏れや配管トラブルの不安が減り、建物の価値を高めることにもつながります。築20〜30年の住宅では内装や設備が古くなっていることが多く、スケルトンにして一新することで、暮らしの質が大きく変わるでしょう。

スケルトンにしないとできない間取り変更

スケルトンリノベは自由度が高く、特に水回りの大幅移動が可能になります。
キッチンを対面式にする、洗面室とランドリールームをまとめる、LDKを完全に再構築するなど、大きな変更が実現しやすくなります。また、階段の位置を変更できる場合もあり、家全体の動線を抜本的に改善することもできます。

躯体の状態によって変わる“理想と現実”

ただし、解体して初めてわかる劣化やシロアリ被害、腐食が見つかることも少なくありません。その場合は補修工事が必須になるため、当初の予算より費用がかかります。また、構造補強が増えることで工期が伸びる可能性もあります。
スケルトンリノベは自由度が高い一方で、現場での判断が必要な場面も多いため、柔軟に対応できる会社と進めることが重要です。

耐震と間取り変更の関係

間取り変更を行う際に最も重要なのが耐震性との関係です。特に築20〜30年の住宅は現行の耐震基準と異なる点が多く、間取り変更によって耐震バランスが崩れることがあります。
耐震と間取り変更の関係について詳しく見ていきましょう。

耐震等級と現行基準の違い

築年数が古い住宅では、現行の耐震基準に比べて耐震性能が不足しています。
1981年の「新耐震基準」以降に建てられた住宅でも、壁の配置や劣化状況によって性能に差が出ます。また、耐震等級という考え方が一般化したのは比較的最近で、当時の設計では今の基準を満たしていない場合もあります。
間取り変更を行う際には、現在の耐震基準との違いをしっかり確認し、必要に応じて補強を行うことが大切です。

壁を抜く前に必ずやるべき耐震診断

壁を抜いたり部屋を広くしたりする前には、必ず専門家による耐震診断を行いましょう。
耐力壁がどこにどれだけあるのか、壁量計算を通じて確認します。診断の結果、抜けない壁がある場合や、補強をすれば抜ける場合など、適切な判断ができます。
補強には筋交いの追加、構造用合板の張り替え、金物補強などがあり、建物の状況に合わせた方法が選無ことになります。

スケルトンリノベで耐震性を再構築する方法

スケルトンリノベでは、内部をすべて撤去するため耐震補強を行いやすく、建物全体の耐震性能を底上げできます。
補強方法によっては耐震等級を高めることも可能で、「間取り変更+耐震改修」を同時に進めることで、安全性と快適さを両立した住まいにすることができます。
また、断熱改修をセットで行うことで、冬の寒さや夏の暑さを軽減し、光熱費の節約にもつながる点も魅力です。

失敗しない進め方

間取り変更やスケルトンリノベは工事規模が大きく、失敗するとコストや工期に影響が出てしまいます。
ここからは進め方の順番を間違えないようにその手順を見ていきましょう。

最初に“理想の暮らし方”を整理する

まずは、ご家庭がどのような暮らしをしたいのかを明確にすることが大切です。
今の間取りの不満点、将来を見据えた動線、必要な収納量など、暮らし方の軸を整理していきます。これを最初に行うことで、工事内容の優先順位が明確になり、無駄のない計画につながります。

現地調査〜プランニングの流れ

リノベーションでは現地調査は特に重要です。
実際の建物の状態を確認し、間取り変更が可能か、耐震性に問題はないか、配管の位置はどうなっているかなどを調べます。
現地調査をもとにプランを作成し、概算見積もりを出します。その後、詳細打ち合わせを重ね、工事内容を確定していきます。

予算を崩さないための注意点

リノベーションは追加費用が出やすいため、あらかじめ予備費を確保しておくことが大切です。特に築年数が古い住宅では、解体して初めて劣化や不具合が見つかることがあるため、柔軟に対応できる計画を立てましょう。
また、工期中にもこまめに現場確認を行い、想定外の変更があれば早めに相談することが重要です。

まとめ

間取り変更リノベーションは、構造・設備・耐震の3つのポイントを理解しながら進めることが大切です。
スケルトンリノベは自由度が高く、暮らしを大きく変えられる方法ですが、その分、現地調査や耐震補強はとても大切な工程になります。
進め方の順番を正しく踏むことで、ご家庭にとって快適で安心な住まいに生まれ変わります。理想の暮らしを叶えるために、まずは今の住まいの状態を知ることから始めてみましょう。

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