ネットショッピングが生活の一部となっている今、宅配ボックスは「あると便利」から「必須の設備」へと変わりつつありますよね。しかし、多くの種類があるため、どれを選べばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、新築におすすめ!3つのタイプの宅配ボックスについて、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
簡易タイプ
まずご紹介するのは簡易タイプの宅配ボックスです。これは、持ち運びが可能で、設置が非常に簡単なタイプです。必要なときだけ玄関先に出して使うことができ、使わないときは収納しておくことができるため、非常に便利です。特に玄関周りにスペースが少ない場合や、現在住んでいる家に後から設置する場合に最適です。
しかし、簡易タイプにはいくつかの注意点があります。防犯面でのリスクがあり、ボックスごと持ち去られる可能性があるのです。また、60サイズや80サイズを超える大きな荷物には対応しにくい点もデメリットと言えるでしょう。
軽量で便利ですが、セキュリティに不安がある場合には対策が必要です。
設置タイプ
次に、設置タイプの宅配ボックスについてお話しします。このタイプは、特定の場所に固定して使用します。
簡易タイプと似ていますが、防犯性を高めるために固定されているのが特徴です。後から取り付けることも可能で、新築に限らず、入居後に必要性を感じて設置する場合にも適しています。
一度設置すると動かせないため、宅配ボックスごと盗まれる心配は少なくなります。ただし、安価な宅配ボックスによくある簡易的なつくりのものは、破損し盗まれるというリスクが伴います。また、安価なものは機能が限られている場合もあるため、使いにくさを感じることがあるかもしれません。選ぶ際には、防犯性と耐久性を確認することが大切です。
住宅設備タイプ
最後にご紹介するのは住宅設備タイプです。このタイプは新築時に建物の一部として設置されるもので、壁に埋め込んだり、門柱に組み込んだりします。郵便ポストのように、室外から室内に直接荷物を投函できる仕組みになっているものもあり、非常に便利です。
住宅設備タイプの最大のメリットは、その高い防犯性と機能性です。自動で捺印する機能が備わっているものもあり、配達員が荷物を置くだけで完了します。また、外から見えにくいデザインのものも多く、防犯面での安心感があります。ただし、施工が必要で費用がかかり、後から簡単に取り外すことはできません。
建物の防水性や保証に対する配慮も必要です。
宅配ボックスの選び方
では、次にどのように宅配ボックスを選べば良いのかについて、選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
配達される荷物のサイズで選ぶ
まずは荷物のサイズです。宅配ボックスには様々なサイズがあり、一般的な60サイズ・80サイズに対応しているか確認しましょう。ネット通販でよく利用する荷物のサイズを調べ、問題なく入るものを選ぶことが大切です。内寸と外寸を確認して、設置場所に収まるかも確認してください。
利用する頻度で選ぶ
宅配ボックスを使用する頻度も重要です。頻繁に使用する場合は、防犯性が高く、耐久性のある製品を選ぶと安心です。サインが必要な荷物の場合、配達員が自分で判子を押せる機能があると非常に便利です。また、防水機能があれば、雨の日でも安心して荷物を受け取ることができます。
設置する場所で選ぶ
設置場所も考慮しましょう。玄関周りのスペースが限られている場合は、壁に埋め込むタイプや門柱一体型が便利です。
逆に広さに余裕がある場合は、固定タイプを選ぶのも良いでしょう。設置場所によって最適なタイプが変わりますので、事前に計画を立てることが大切です。
素材や機能で選ぶ
素材や機能も選ぶ際のポイントです。ポリエステル、プラスチック、金属など様々な素材がありますが、特に金属製でデジタル式のものはセキュリティが高く安心です。ただし、高機能なものは価格が高くなるため、予算との相談が必要です。荷物を預ける時間や内容に応じて適したものを選びましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?宅配ボックスの選び方について、サイズ、頻度、設置場所、素材など、様々なポイントから選ぶことができます。使用頻度が多く、高価な荷物を預けることが多い場合は、頑丈で高機能なタイプがおすすめです。
一方で、使用頻度が低い場合は、シンプルで手軽なものでも十分です。
新築時に宅配ボックスを設置する際には、ぜひ今回のポイントを参考に、自分のライフスタイルに合った最適な宅配ボックスを選んでください。
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