新築を建てる際に、多くの方が一度は悩む「間取り」。夢のマイホームを手に入れるためには、自由に設計できる注文住宅なら失敗しないと思っている方も多いかもしれません。しかし、間取りの根本的な考え方を理解していないと、自由な設計が逆に失敗に繋がることもあります。今回は、そんな間取り設計で注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 間取りで失敗しないための基本とは?
注文住宅は自分の希望通りに設計できるのが最大の魅力です。しかし、自由度が高い分、設計段階でのミスが後に大きなストレスとなる可能性もあります。「間取りなんてプロに任せておけば大丈夫」と考えてしまうのは、大きな間違い。実際に住んでみたら、思っていたよりも使い勝手が悪かったという話は少なくありません。
例えば、「家族全員の動きをしっかりイメージすること」が重要です。家の中での動線や日常生活のリズムを考えずに間取りを決めてしまうと、後から「使いづらい」「部屋が狭い」などの問題が発生することがあります。
プラン集の間取りに注意!
住宅展示場などでよく見かける「プラン集」は、あらかじめ用意された標準的な間取り集です。確かに、プラン集を参考にすることで効率よく間取りを考えることができる反面、各家庭のライフスタイルに合っていない可能性がある点に注意が必要です。例えば、家族の将来の変化やライフスタイルの変化に対応できる柔軟性がない間取りだと、後々後悔してしまうことがあります。
特に「総二階」の間取りが人気ですが、これはどの方向からもバランスよく光が入る間取りとして一見理想的に思えるかもしれません。しかし、家族の生活リズムや部屋の使い方を考慮していないと、光の取り入れ方や風通しが悪くなる可能性もあります。
2. 契約前に詳細な打ち合わせを!
家を建てる際、住宅会社と契約を交わす前に、しっかりと間取りの詳細な打ち合わせを行うことが大切です。契約後に間取りの変更をすると、基礎や外壁、屋根の設計変更が必要となり、大幅な追加費用が発生することがあります。
特に、総二階の間取りを契約した後に、家族構成や将来のライフプランを考慮して1階部分を広げたいと考えるケースがよくあります。しかし、このような変更は建築資材の追加や工事費用の増加を伴うため、事前に十分な打ち合わせを行い、納得した上で契約することが重要です。
3. 家族の動きを想像した間取りがカギ
間取り設計において最も重要なのは、「家族全員の動きをイメージすること」です。例えば、毎朝の忙しい時間帯にキッチンとリビングの動線がスムーズに連動していなければ、ストレスが溜まる原因になります。また、リビングを広めに取ったつもりでも、家族の集まり方や家具の配置によっては圧迫感を感じることも。
リビングの配置と動線を重視しよう
リビングは家族が集う場所であり、家の中心となる空間です。このリビングの配置と、そこに至る動線は家全体の快適さを左右する大事な要素です。例えば、キッチンとリビングが近い位置にあることで、食事の準備や片付けがスムーズに行えるだけでなく、家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。
4. 間取りにかかる費用の内訳を理解しよう
家を建てる際の費用は、間取り次第で大きく変わります。特に「家の広さ」や「建材の選び方」が費用に直結します。間取りが広くなればなるほど、使用する材料や工事費用が増え、総予算を超えてしまう可能性が高まります。
そのため、住宅会社との契約前にしっかりと費用を確認し、後から予算オーバーにならないように気をつけましょう。
まとめ:信頼できる住宅会社と担当者を選ぼう
間取り設計は、家族の快適な生活を実現するための重要なポイントです。性能やデザインだけにとらわれず、家族のライフスタイルや動線に基づいた間取りをしっかりと考えることが大切です。
そして、家づくりには信頼できる住宅会社と担当者との協力が不可欠です。何十年も住む家だからこそ、信頼関係を築けるパートナーを選びましょう。アイズホームでは、お客様一人ひとりの生活スタイルに合わせた最適なプランをご提案しています。お気軽にご相談ください!
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。
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