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平屋は建築費が高い?コストを抑えるためのポイントとは

2025/03/10

https://www.youtube.com/watch?v=n66p3o0ISpw

近年、バリアフリー設計や開放的な空間が魅力の「平屋」を検討する方が増えています。しかし、「平屋は建築費が高い」と聞いて迷っている方も多いのではないでしょうか?

実は、平屋の建築費用は工夫次第で抑えることが可能です。本記事では、平屋が二階建てより割高になりやすい理由を解説し、建築費を抑えるための具体的なポイントをご紹介します。

平屋の建築費が高くなる理由

二階建てと比較して、平屋は以下のような理由で建築費が高くなりやすい傾向にあります。

1. 屋根と基礎の面積が広くなる

建築コストの中でも、屋根や基礎の工事費用は壁や床より高額になりやすいです。平屋は二階部分がない分、屋根と基礎の面積が広くなるため、その分の材料費や工事費がかかります。

2. 土地の広さが必要になる

平屋は一階部分にすべての居住空間を確保するため、二階建てよりも広い敷地が必要です。そのため、土地の購入費用や固定資産税などの負担が増える可能性があります。

平屋の建築費を抑えるポイント

平屋を建てる際に、以下のポイントを意識することで建築費用を抑えられます。

1. シンプルな間取りを採用する

建築費用を抑えるためには、できるだけ無駄のないシンプルな間取りを意識しましょう。

  • 直線的なレイアウトにする:廊下や通路の面積を減らし、壁や床材の使用量を抑えることでコスト削減が可能です。
  • 間仕切りを最小限に:オープンな空間設計にすることで、壁の施工費や建材費を節約できます。

2. 面積をコンパクトにする

必要な広さをしっかり確保しながらも、コンパクトな設計にすることで建築費を抑えられます。

  • ロフトや小屋裏収納を活用:収納スペースを確保しながら、建築面積を抑える工夫ができます。
  • リビングにロフトを設置:部屋の上部空間を活用し、収納スペースを増やすことで建築費用を最適化できます。

3. 土地選びを工夫する

平屋を建てる際には、土地の選び方も重要なコスト削減のポイントです。

  • 坪単価の安い地域を選ぶ:土地の価格が建築費に大きく影響するため、エリアを見直して予算に合う場所を探してみましょう。
  • 造成費や外構費を考慮する:土地自体の価格だけでなく、地盤改良や外構工事にかかる費用も事前にシミュレーションすることが大切です。
  • インフラの整った土地を選ぶ:水道・ガス・電気の引き込み工事が不要な土地を選べば、余計な費用を抑えられます。

4. メンテナンスコストを考慮して外装素材を選ぶ

建築費だけでなく、長期的な維持費も考慮して外装素材を選ぶことが重要です。

  • シンプルな屋根形状にする:外壁塗装の際に足場を組む必要のない設計にすると、メンテナンスコストを抑えられます。
  • 耐久性の高い素材を選ぶ:初期費用がかかっても、メンテナンスの手間が少ない素材を選ぶことで、長期的にはコストダウンにつながります。

5. DIYを活用する

内装の一部をDIYで仕上げることで、工事費を削減できます。

  • 壁の塗装を自分で行う
  • 棚や造作家具をDIYする

最近では、住宅会社と協力しながら施主自身が一部の施工を担当するケースも増えています。興味がある方は、住宅会社に相談してみましょう。

まとめ

平屋は、屋根や基礎の面積が広くなることで建築費が高くなりがちですが、間取りの工夫や土地選び、メンテナンスコストの考慮など、さまざまな方法でコストを抑えることが可能です。

また、平屋に限らず、家づくりには補助金や助成制度を活用する方法もあります。これらを上手に取り入れながら、理想の住まいを手に入れましょう。

静岡県浜松市周辺で家づくりを検討している方は、ぜひアイズホームへご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたに最適な住まいづくりをサポートいたします!

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

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子育て世代必見!戸建VSアパートの子育て環境の違いとは?

2025/03/02

「家を持つ価値はあるのか?」 最近、このように考える方が増えてきました。住宅ローンという大きな負担を背負いながらも、わざわざ家を購入する必要があるのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、子育てをする上で「戸建とアパートでは環境にどのような違いがあるのか?」を知ることで、家を持つことの意味が見えてくるかもしれません。

今回は、子育て世代の目線で、戸建とアパートの住環境の違いについて詳しくお伝えします。

戸建とアパートの最大の違いは「近隣への配慮」

まず、結論から言うと、アパートと戸建の最大の違いは、上下左右の近隣への配慮の有無です。

お子様が小さいうちは、どうしても飛び跳ねたり、大きな声を出したりすることが多くなります。アパートの場合、その音が下や隣の住戸に響いてしまい、生活する上で気を遣わざるを得ません。毎日の生活の中で、「静かにして!」「ドンドンしないで!」と注意することが増え、親御さんがストレスを感じることもあるでしょう。

さらに、「管理会社から苦情の連絡が来るのでは?」と不安を抱えながら過ごすのも、決して快適とは言えません。お子様自身も「騒がないようにしないと」と気を遣うようになり、のびのびと成長できる環境とは言えなくなるかもしれません。

子育てには広さと自由な環境が必要

私自身、子供がハイハイを始めた頃に「これ触っちゃダメ!」と頭ごなしに叱ることに違和感を覚えました。もちろん、安全のためにある程度の制限は必要ですが、できる限りお子様のやりたいことを尊重したいと考えました。そのためには、ある程度の広さと自由に動ける環境が必要だと感じたのです。

戸建であれば、子供が室内を走り回ったり、遊びに夢中になったりしても、周囲を気にせずに見守ることができます。また、庭があれば、外遊びの機会も増え、健やかな成長を促すことができるでしょう。

「家を持つタイミング」を考える

では、家を持つタイミングはいつが良いのでしょうか?

私自身が考えたのは、子供が小学校に入学する前でした。「小学校の入学式の日に、自分の家の前で記念撮影をする」という光景を思い浮かべたとき、それが理想のタイミングだと感じました。

しかし、実際には小学校入学の準備と住宅購入を同時に進めるのは大変です。そのため、3歳の誕生日を目安に購入を決断しました。住宅を持つことで社会的な信用も得られるというメリットもありました。

戸建なら「やりたいことができる環境」が整う

戸建に住むことで、お子様がやりたいことを自由にできる環境が整います。

たとえば、アパートでは「ピアノを習いたい」と言われても、思い切り練習することは難しいかもしれません。しかし、戸建ならば防音設備を整えたり、演奏できるスペースを確保したりと、工夫することでお子様の夢を応援できる環境を作ることができます。

また、私の知人のお子様は、歌が大好きで『アナと雪の女王』を見ながら踊って歌うのが日課だったそうです。戸建に住んでいたため、就寝前の21時頃でも、周囲を気にせずに見守ることができました。その結果、「歌を習いたい!」と自主的に言い出し、才能を伸ばすきっかけになったのです。

やりたいことを見つけ、親に伝え、実行する。こうした積み重ねが、お子様の成長に大きく影響を与えるのではないでしょうか?

戸建は「子供の可能性を広げる環境」

戸建の魅力は、デザインや性能だけではありません。

それ以上に「子供がのびのびと成長できる環境」を整えられることが大きな魅力です。私の息子も、「体操をやりたい」「YouTubeをやりたい」「プールに入りたい」と、意欲的にいろいろなことに挑戦するようになりました。

住宅ローンという大きな負担は確かにあります。しかし、その負担と引き換えに、お子様の未来を広げる環境を手に入れられることを考えると、決して無駄な投資ではないのではないでしょうか?

住宅購入は「信頼できる住宅会社選び」が重要

家づくりをする上で大切なのは、信頼できる住宅会社を見つけることです。

・あなたの家を自分のことのように考えてくれるか? ・家づくりのメリットだけでなく、デメリットも正直に伝えてくれるか? ・無理に我慢させるのではなく、最適な提案をしてくれるか?

こうした視点を持って、住宅会社と担当者を選ぶことが重要です。

まとめ

アパートと戸建の違いを考えると、子育て環境において戸建には大きなメリットがあることがわかります。

・音を気にせずに生活できる ・広さを活かしてのびのびと子育てができる ・お子様の「やりたい!」を応援できる環境が整う

これから家づくりを考える方は、「お子様にどんな環境を提供したいか?」という視点で検討してみてはいかがでしょうか。

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「契約のタイミング」で人生が変わる!失敗しない注文住宅の秘訣

2025/02/26

家を建てる際、多くの方が「どの工務店を選べばいいのか?」と悩むことでしょう。しかし、それ以上に大切なポイントがあります。それが「契約のタイミング」です。多くの住宅会社では、詳細な打ち合わせが終わる前に契約を求められることが一般的です。しかし、それでは理想の住まいを実現できないリスクが生じます。アイズホームでは、契約のタイミングを「着工直前」に設定しています。この理由について詳しく解説し、契約を急がないことで得られるメリットをご紹介します。


一般的な住宅会社の契約の流れ

まず、多くの住宅会社がどのような流れで契約を進めるのか見てみましょう。

  1. 概算見積もりの提示
    • 土地の形状や環境に合わせた間取りを作成し、大まかな費用を算出。
  2. 契約の締結
    • まだ詳細な打ち合わせが済んでいない段階で契約を求められる。
  3. 詳細の打ち合わせ開始
    • 仕様や設備、間取りの微調整を行う。
  4. 着工・施工開始
    • 事前に決めた内容で工事が進み、契約後の変更が難しくなる。

この流れの最大の問題は、「契約時点で全ての仕様や費用が確定していない」という点です。そのため、契約後に「やっぱりこうしたい」と思っても、追加費用が発生したり、変更ができなかったりするケースが多々あります。さらに、細かい仕様の調整ができないまま進んでしまうことで、理想とは異なる仕上がりになってしまう可能性もあります。契約前にしっかりと納得できる内容になっているかを確認することが重要です。


契約を急ぐことのリスク

契約を急ぐと、どのようなリスクがあるのでしょうか。焦って契約を進めると、理想と異なる仕様になったり、想定外のコストが発生したりする可能性が高くなります。

1. 理想の家にならない

契約後に詳細を決める方式では、「もっとこうしたかった」という要望が生まれても、契約内容の変更が難しくなります。場合によっては、「この設備を追加したい」と思っても、追加費用が発生し、予算オーバーになってしまうことも。その結果、納得できないまま住み始めることになり、後々の満足度に大きく影響する可能性があります。

2. 金額が確定しないまま契約することになる

概算見積もりの段階で契約すると、最終的な金額が変動する可能性があります。契約後に「このオプションを追加したい」となると、想定以上のコストがかかることもあり、予算を大幅に超えるケースも珍しくありません。さらに、予算内で収めるために妥協せざるを得なくなり、満足度の低い仕上がりになってしまうことも考えられます。

3. 着工後の変更が難しい

住宅会社によっては、着工前に決めた仕様をそのまま業者へ発注するため、工事が始まると変更ができないことがあります。「この壁の色を変えたい」「収納を増やしたい」と思っても、対応が難しくなるのです。さらに、工事が進むにつれて生まれる新しいアイデアや気付きも反映しにくく、結果的に満足度の低い仕上がりになってしまうこともあります。


アイズホームが「着工直前の契約」を推奨する理由

では、なぜアイズホームは「着工直前」に契約する方式を取っているのでしょうか。その背景には、お客様にとって最善の家づくりを実現するための明確な理由があり、長年の経験から生まれた独自の考え方が根付いています。

1. お客様が納得した状態で契約できる

アイズホームでは、契約を急がず、詳細な仕様や間取り、設備がすべて決定した段階で契約を行います。これにより、「契約後に後悔する」ことを防ぎます。さらに、事前に細部まで確認することで、より理想に近い住まいを実現し、安心して工事を進めることができます。

2. 最終的な金額を明確にしてから契約できる

全ての打ち合わせが終わり、正確な見積もりが確定してから契約するため、予算オーバーの心配がありません。「契約時は〇〇万円だったのに、最終的には△△万円になってしまった」というトラブルを防ぐことができます。さらに、細かい調整や希望の追加も事前に行えるため、契約後の不安やストレスを軽減し、満足度の高い家づくりを実現できます。

3. 変更やアイディアを柔軟に取り入れられる

家づくりは、打ち合わせを重ねる中で新しいアイディアが生まれるものです。アイズホームでは、着工前までの間に細かい調整ができるため、「もっとこうしたい」というご要望に柔軟に対応できます。さらに、住み始めた後の快適さを考慮しながら最適なプランを作ることができ、細部にこだわった理想の住まいを実現しやすくなります。


なぜ多くの住宅会社は早めの契約を求めるのか?

多くの住宅会社が契約を急ぐのには、いくつかの理由があります。その背景には業界特有の事情があり、企業の経営戦略や効率的な運営を目的としていることが多いのです。

1. 資金計画の都合

住宅会社は契約を結ぶことで、資金計画が立てやすくなります。早く契約を取りたいのは、会社側の都合であることが多いのです。そのため、契約後の詳細な調整をお客様に求めることが一般的であり、結果として仕様の自由度が制限されることもあります。

2. キャンセル防止

契約を先にしてしまえば、お客様が他の工務店へ流れるリスクを減らせます。そのため、詳細な打ち合わせ前に契約を求める会社が多いのです。早期契約を結ぶことで、会社側は計画をスムーズに進めることができ、経営の安定にもつながるため、戦略的に早い段階で契約を取りたいと考えるケースが少なくありません。

3. 仕様変更を避けるため

契約を早めに結び、仕様を確定させることで、後から変更ができないようにする意図もあります。しかし、お客様にとっては不都合なケースも多く、自由度が失われる原因になります。その結果、後になって「もっとこうしたかった」と思っても、追加費用がかかったり、希望する変更ができなかったりする可能性が高くなります。


まとめ:納得した上で契約するために

注文住宅を建てる際、契約のタイミングは非常に重要です。多くの住宅会社は早めの契約を求めますが、それでは理想の住まいを実現する上でリスクが伴います。

アイズホームでは、契約を「着工直前」にすることで、お客様が納得した状態で契約できる仕組みを取っています。こうすることで、

  • 理想の家を追求できる
  • 予算オーバーを防げる
  • 変更や追加の要望に柔軟に対応できる

といったメリットを享受できます。

家づくりは一生に一度の大きな決断です。契約を急がず、ご自身とご家族様が納得した上で進めることが、後悔しない家づくりの第一歩となるでしょう。

アイズホームでは、いつでもご相談をお待ちしております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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2025年4月からの「4号特例縮小」で外構工事が違法建築に!?注意すべきポイントを解説

2025/02/23

2025年4月から、「4号特例」の縮小により、これまで建築確認申請が不要だった外構工事のルールが大きく変わります。特に、カーポートやサイクルポート、フェンスの設置などの工事が、知らずに違法建築となる可能性があるため注意が必要です。「ちょっとした外構工事だから大丈夫」と思っていると、後から違法と指摘され、撤去を求められることもあります。今回は、4号特例縮小の影響や、外構工事を行う際に注意すべきポイントを詳しく解説します。


そもそも「4号特例」とは?

これまで「4号特例」とは、200㎡以下の木造2階建て住宅に対して、構造計算を省略できるという制度でした。また、小規模な外構工事や増築についても、建築確認申請が不要な場合が多かったのです。

しかし、2025年4月からこの制度が大幅に変更されます。

改正後のルール

  • 「平屋の200㎡以下」の建物のみ 構造計算が省略可能
  • それ以外の建物はすべて構造計算が必須
  • 外構工事や増築にも大きな影響

この変更によって、外構工事でも建築確認申請が必要となるケースが増えることになり、知らずに工事を進めると違法建築となる可能性があります。


外構工事で違法になるケース

では、具体的にどのような外構工事が「違法建築」になってしまうのでしょうか?

1. カーポート・サイクルポート・物置の設置

これまで、10㎡以下のものは「建築物」とみなされず、建築確認申請が不要でした。しかし、2025年4月以降は、防火地域や設置場所の条件によって、10㎡以下でも建築確認申請が必要になるケースがあると見込まれています。

特に、カーポート・サイクルポート・物置の設置は、建築基準法に適合しないと違法建築になる可能性があるため、工事前に申請が必要かどうかをしっかりと確認しましょう。

2. 2m以上のフェンス設置

フェンスの高さが2mを超える場合、強風による倒壊リスクを防ぐために「風圧計算」が必要になります。

特に浜松市などの強風地域では、より厳しい安全基準が求められるため、適切な構造計算を行わないと違法建築と見なされる可能性があります。

フェンスを設置する際の注意点

  • 2m以上のフェンスは、事前に風圧計算を行い、構造計算に基づいた設計にする
  • 強風地域では安全基準が厳しくなるため、専門家に相談して施工する

3. 駐車場のコンクリート施工

駐車場にコンクリート舗装を施す際、適切な排水計画を立てなければ違法となる可能性があります。

雨水が敷地内に溜まりやすくなり、隣地へ流れ出してしまうとトラブルの原因となり、違法とされることもあるため、事前に水はけを考慮した設計が必要です。

施工時の注意点

  • 勾配や排水設備の設計を怠らない
  • 長期的な管理を考慮し、適切な排水処理を施す


2025年の法改正で変わること

2025年4月の「4号特例縮小」により、外構工事の規制が厳しくなります

  • **カーポートやフェンスなどの外構工事が「増築扱い」**となり、建築確認申請が必要になるケースが増加
  • 防火地域や強風地域では、安全基準の強化により、構造計算が求められる可能性
  • 申請を怠ると違法建築となり、是正命令や罰則の対象になることも

今後は、外構工事を計画する際にも、専門家に相談し、適切な申請手続きを行うことが重要になります。


まとめ

2025年4月からの「4号特例の縮小」によって、これまで簡単にできた外構工事や増築が、違法になってしまう可能性があります。

「知らなかった!」では済まされない重要なルール変更です。外構工事を検討している方は、事前に建築確認申請が必要かどうかを確認し、専門家に相談しながら計画を進めましょう。

アイズホームでは、家づくりだけでなく、リフォームや外構工事の相談も承っています。

気になることがあれば、ぜひお問い合わせください!

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住宅ローンの事前審査で人生が転落?ファイナンシャルプランナーとの向き合い方

2025/02/18

新築住宅を検討されている方にとって、住宅ローンの審査は避けて通れない重要なステップです。しかし、ハウスメーカーから紹介されるファイナンシャルプランナー(FP)の提案をそのまま鵜呑みにすると、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。前回の記事では、ハウスメーカーが提案するFPには注意が必要であることをお伝えしました。今回は、それに対抗し、より安全な家づくりをするための方法をご紹介します。

1. ファイナンシャルプランナーの返済計画に注目する

家を建てる際、全額現金で支払う方や、無理のない返済計画を立てられる方には、そもそも「ライフプランニングを受けませんか?」という勧誘はほとんどありません。特に大手ハウスメーカーの家は価格が高く、夫婦の収入を合算しなければ購入が難しいケースが多いため、そうした人向けにFPが登場します。

しかし、住宅ローンには「事前審査」と「本審査」があり、事前審査の結果で融資の可否はある程度判断できます。それにもかかわらず、ハウスメーカーがFPを介してライフプランニングを勧める理由は、無理をしなければ家を建てられない人に対して、購入へと後押しするためです。

このとき、FPが作成した返済計画をしっかり確認してください。

  • 返済計画について十分な説明がありましたか?
  • 誰が金融機関と契約し、いくら借りるのか明確になっていますか?
  • 連帯債務や収入合算などの仕組みをしっかり理解できていますか?
  • パートナーの同意は得られていますか?

「説明が十分でない」「曖昧な点が多い」と感じたら要注意です。そのまま進めてしまうと、将来的に返済に苦しむ可能性が高まります。

2. 生活に支障がない計画を立てる

家を購入する際には、現在の家計だけでなく、将来のライフプランを考慮することが不可欠です。

  • 収入が増える見込みは本当に確実ですか?
  • 奥様の収入を前提にした計画になっていませんか?
  • 生活費が圧迫される可能性はないですか?
  • 将来的にお子様をもう一人迎える予定はありますか?
  • 夫婦の働き方や家事・育児の負担について話し合っていますか?

家に生活を合わせるのではなく、生活に合った家を選ぶことが大切です。FPの計画には「今の収支」だけでなく、「将来的な出費」まで含まれているかを確認しましょう。

3. 住宅のメンテナンス費用を計算に入れる

住宅は建てたら終わりではなく、維持していくためのメンテナンスが必要です。FPのライフプランニングには、メンテナンス費用がしっかり含まれているでしょうか?

  • 外壁や屋根の塗装は何年ごとに必要ですか?
  • 水回りのリフォーム費用はどの程度見込んでいますか?
  • 設備の交換時期や積立計画はありますか?

「メンテナンスフリー」と謳う住宅会社もありますが、これは事実ではありません。たとえタイルやレンガの外壁であっても、メンテナンスは必要です。

現在の住宅は60年、100年と長持ちする設計が主流ですが、それも適切なメンテナンスがあってこそです。長く住める家を手に入れるためには、将来的な修繕費を計画的に積み立てる必要があります。

4. 見栄を捨てて現実的な選択をする

家づくりでは、「大手ハウスメーカーだから安心」「ブランド力があるから魅力的」といった気持ちが働きがちです。しかし、それだけで家を選んでしまうと、無理なローンを組んで生活が苦しくなることも。

車を選ぶとき、多くの方は「ベンツやフェラーリに乗りたいけど、家族で使うには現実的ではない」と判断します。しかし、住宅は人生で一度きりの買い物であるため、「この機会に理想を追求したい」と考えがちです。

しかし、住宅は何十年と住み続けるものです。

  • 60歳を過ぎたとき、ローンは無理なく支払えていますか?
  • 子どもが独立した後、その家は快適に住み続けられますか?
  • 将来的にメンテナンス費用を負担できる余裕がありますか?

大切なのは、**「生活が成り立つ家づくり」**です。

5. 信頼できる住宅会社を選ぶ

家づくりで最も重要なのは、信頼できる住宅会社と担当者を選ぶことです。

  • 無理に契約を迫らない
  • 良いことだけでなく、悪いこともしっかり伝えてくれる
  • 住宅ローンや将来のリスクについて丁寧に説明してくれる

こうした姿勢を持つ会社こそ、家族の幸せを支える家づくりをサポートしてくれるパートナーとなります。

まとめ

住宅ローンの事前審査を進める際、ハウスメーカーから紹介されるFPの提案には注意が必要です。無理なく返済できる計画を立て、生活に合った家を選ぶことが大切です。

  • FPの返済計画をよく確認する
  • 生活が成り立つ資金計画を立てる
  • メンテナンス費用を計算に入れる
  • 見栄を捨てて現実的な選択をする
  • 信頼できる住宅会社を選ぶ

この5つのポイントを押さえることで、安心して家を建てることができます。

アイズホームでは、無理のない家づくりのご相談を随時受け付けております。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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住宅ローンの事前審査で人生が転落する危険信号とは?

2025/02/12

新築を考え始めたとき、まず何をすればいいか迷う方も多いでしょう。「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」と思う方もいるかもしれません。しかし、そこでファイナンシャルプランナーによる資金シミュレーションを受けた後、「住宅ローンの事前審査を出しませんか?」と勧められるケースがあります。

この誘いに安易に乗ることは大変危険です。なぜなら、事前審査を出すことによって、住宅購入計画が思わぬ方向へ進み、将来の生活が苦しくなる可能性があるからです。本記事では、住宅ローンの事前審査に関する重要なポイントと、後悔しないための対策について解説します。

1. ファイナンシャルプランナーは必ずしも安心できる存在ではない

住宅展示場やハウスメーカーでは、「ファイナンシャルプランナーによる資金計画相談」を提供していることがあります。ファイナンシャルプランナーは国家資格を持つ専門家ですが、すべてのプランナーが顧客の立場に立って最適なアドバイスをしてくれるとは限りません。

特に、ハウスメーカーや金融機関と提携しているファイナンシャルプランナーの場合、「住宅ローンの融資を通すこと」が目的になっていることがあります。つまり、資金計画のシミュレーションが「事前審査を出す方向」に誘導される可能性が高いのです。

もちろん、全てのファイナンシャルプランナーがそうとは限りませんが、実際に相談された方々の話を聞くと、多くのケースで同じような流れになっています。「このプランで問題ありません」と言われ、事前審査を勧められたら、一度立ち止まって慎重に判断しましょう。

2. 借りられるからといって事前審査を出してはいけない

住宅ローンには審査基準があり、大きく以下の4つに分類されます。

  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 年収
  • 借入状況

これらの条件を基に、金融機関が「いくらまで融資できるか」を決定します。ここで注意すべきなのは、「融資可能額の上限が、自分にとって無理のない金額とは限らない」ということです。

大手ハウスメーカーでは、モデルハウス見学→ファイナンシャルプランナーの相談→事前審査の流れをスムーズに進めることが多く、この結果、審査に通った最高額で契約を進めてしまう方が少なくありません。

さらに、ハウスメーカーの分譲地を紹介され、決められた間取りや仕様で審査が進められることもあります。土地や間取りをしっかりと検討する余裕がないまま、「今なら特別価格」などと契約を急かされるケースも少なくありません。

このように、「融資可能額ギリギリで審査を通す」という状況になってしまうと、契約後の間取り変更や仕様変更が難しくなり、最終的に「自分たちが本当に望んでいた家づくり」ができなくなってしまうのです。

3. 新築後の将来を計画した返済計画を立てること

住宅購入は、家族の未来を左右する大きな決断です。事前審査を出す前に、以下のような点をしっかりと考慮することが重要です。

  • お子様の教育費や進学費用の準備は?
  • 奥様の仕事復帰のタイミングと収入の変動は?
  • 車の買い替え時期や必要な資金は?
  • 住宅のメンテナンス費用はどの程度かかるのか?

これらの要素を見越した上で、無理のない返済計画を立てることが何よりも大切です。予算ギリギリで契約してしまうと、想定外の出費があったときに生活が苦しくなり、ローンの返済が重荷になってしまう可能性があります。

また、信頼できる住宅会社や担当者を見つけることも重要です。家づくりは単に「家を建てること」ではなく、「その後の生活を豊かにすること」が目的です。あなたの未来を真剣に考え、メリットだけでなくデメリットもきちんと説明してくれる担当者を選びましょう。

まとめ

住宅ローンの事前審査は、新築を考える上で避けて通れないステップですが、安易に進めてしまうと将来の生活に大きな影響を与える可能性があります。大切なのは、以下の3つのポイントを意識することです。

  1. ファイナンシャルプランナーの提案を鵜呑みにしない
  2. 借りられる金額=無理なく返せる金額ではないと理解する
  3. 将来の生活まで考慮した上で、慎重に返済計画を立てる

家づくりは人生の大きな分岐点です。焦らず、自分たちのペースで計画を進め、後悔のない住まいを実現しましょう。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
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我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
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【実話】住宅ローン破綻のリアルな教訓|大手ハウスメーカーで新築した家庭が5年で家を手放した理由

2025/02/09

家を建てる際、多くの方が住宅ローンを組むことになります。しかし、その計画が甘ければ、想定外のトラブルにより、最悪の場合は住宅ローン破綻に陥る可能性もあるのです。特に、「大手ハウスメーカーだから安心」と思い込み、十分な資金計画を立てないまま契約を進めてしまうと、思わぬ落とし穴に陥ることもあります。

今回ご紹介するのは、あるご家族が新築住宅を購入したものの、わずか5年で家を手放すことになった実話です。このケースから学び、住宅ローンで失敗しないための重要なポイントをお伝えします。


住宅ローン破綻の実例|Aさん一家のケース

Aさんは、奥様、お子様2人(6歳と1歳)の4人家族。某大手ハウスメーカーで新築を購入しました。

Aさんの住宅ローンの条件

  • 月々の支払い:9万円
  • ボーナス払い:年2回、16万円ずつ
  • 年間返済額:約140万円(月平均11.6万円)

一見すると特別高額なローンではありません。しかし、この住宅ローンが原因で、最終的に家を手放すことになってしまいました。その理由を見ていきましょう。


住宅ローン破綻の原因①|契約時の落とし穴

Aさん一家は、次のような流れで家を建てることを決めました。

  • 子どもが保育園に入るタイミングで住宅展示場を訪問
  • 営業担当者のトークで契約を即決
  • 住宅ローンの事前審査を提出し、スムーズに通過
  • 契約後の仕様変更が難しく、理想の間取りにならずとも購入を決断

ここでの大きな問題は、「返済比率ギリギリの予算で契約をしてしまった」ことです。そのため、住宅ローンの支払いが家計に重くのしかかることになります。


住宅ローン破綻の原因②|想定外の収入減

Aさんは、ボーナス払いを住宅ローンに組み込んでいました。しかし、会社の業績悪化によりボーナスがカットされる事態が発生。これにより、毎月のローン返済が一気に厳しくなります。

さらに、奥様が2人目の出産後に産後うつを発症し、復職できなくなるという状況も重なり、家計は一気に圧迫されていきました。貯金を切り崩しながら住宅ローンを支払い続けましたが、やがて資金が底をつき、最終的には家を手放す決断をすることになりました。


住宅ローン破綻を防ぐために避けるべき3つのポイント

Aさんのケースを教訓に、住宅ローン破綻を防ぐための重要なポイントを3つご紹介します。

① 住宅展示場に事前情報なしで行かない

住宅展示場は、多くの方が気軽に訪れる場所ですが、そこでの営業トークに流されてしまうケースが多く見られます。

  • 住宅展示場は維持費がかかるため、メーカーは契約を優先する傾向がある
  • 「特別価格」「限定キャンペーン」などの営業トークに注意
  • 十分な家づくりの知識を得た上で訪問することが重要

住宅会社の営業マンの話を鵜呑みにするのではなく、自分自身で情報収集を行い、冷静に判断することが大切です。

② 住宅ローンにボーナス払いを組み込まない

ボーナス払いは、万が一会社の業績が悪化した際に大きなリスクとなります。

  • ボーナスは企業業績次第で減額・カットの可能性あり
  • ボーナスなしでは生活が成り立たないなら、その家は買うべきではない
  • 安定した支払いができる資金計画を立てることが重要

ボーナス払いを前提にすると、景気変動の影響を受けやすくなるため、なるべく月々の安定した収入内で返済できる計画を立てるべきです。

③ 簡易的な資金計画だけで家を建てない

「住宅ローンの審査に通った=返済可能」というわけではありません。将来的なライフイベントを考慮した資金計画を立てることが重要です。

  • 出産、育児、車の買い替え、修繕費なども含めたシミュレーションを行う
  • 「家を買えるか」ではなく「35年間支払えるか」を考える

住宅ローンを組む際には、長期的な視点で家計を見直し、無理のない範囲で借入を行うようにしましょう。


信頼できる住宅会社を選ぶことの重要性

住宅ローン破綻を防ぐためには、「どの会社で家を建てるか」も非常に重要です。

  • 良いことも悪いことも率直に伝えてくれる担当者か
  • 長期的に付き合っていける住宅会社か

価格やデザインだけでなく、「この担当者なら安心して任せられる」と思える会社を選ぶことが、住宅ローン破綻を防ぐための大きな要因となります。


まとめ

住宅ローン破綻は、特別なケースではなく、誰にでも起こり得るリスクです。しかし、適切な知識を持ち、慎重に計画を立てることで回避することができます。

これから家を建てようと考えている方は、今回の事例を参考に、無理のない資金計画を立てることをおすすめします。そして、信頼できる住宅会社とともに、安心して暮らせる家づくりを進めていきましょう。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。
我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

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注文住宅購入を考え始めたら知っておくべき住宅ローン5つのポイント

2025/02/08

注文住宅の購入を検討し始めたものの、住宅ローンについての知識がないまま住宅会社に相談に行くと、営業の提案に流されてしまいそうで不安という方は多いのではないでしょうか?特に、住宅ローンの事前審査をすすめられた際に、どのような判断基準を持つべきかが分からないという声もよく聞かれます。

本記事では、住宅会社に相談に行く前に最低限知っておきたい住宅ローンの基本を5つのポイントに分けて解説します。事前に理解しておくことで、住宅会社の提案を冷静に受け止め、最適な選択ができるようになります。

1. 金融機関を知ろう

住宅ローンを扱う金融機関には、大きく分けて 民間金融機関公的金融機関 の2種類があります。

民間金融機関

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 第二地方銀行
  • 信託銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫
  • 商工組合中央金庫
  • 農林漁業金融機関
  • ネット銀行(例:イオン銀行、楽天銀行など)

公的金融機関

  • 住宅金融支援機構(フラット35などを提供)

これだけ多くの選択肢があるため、住宅ローンを検討する際には「どの金融機関を選ぶべきか?」という視点を持つことが重要です。住宅会社が提案してくる金融機関が本当に自分に適しているかを判断するために、以下の質問をしてみましょう。

  • どの金融機関ですか?
  • その金融機関が自分に適している理由は?
  • 他の候補はないのか?

住宅ローンは長期間の返済が伴うため、自分に最適な金融機関を選ぶことが家計の安定につながります。

2. 住宅ローンの特徴を知っておこう

住宅ローンには、主に以下の2つの特徴があります。

  1. 低金利であること
  2. 長期間の返済が可能であること

特に返済期間については、最長35年が一般的ですが、住宅金融支援機構の「フラット50」では最長50年の返済が可能です。返済計画を立てる際には、いつまでに完済するかを決めることが重要 です。

例えば、

  • 60歳で完済したいのか?
  • 65歳で完済するのか?

このように、最終的なゴールを決めることで、住宅ローンの選び方や返済計画の立て方が変わってきます。

3. 金利タイプを知ろう

住宅ローンには、さまざまな金利タイプがあります。最低限、以下の用語を理解しておきましょう。

  • 変動金利
  • 固定金利
  • 全期間固定金利
  • 元利金等返済
  • 元金均等返済
  • 収入合算
  • 連帯債務

これらを知らずに事前審査をしてしまうと、自分に不利な条件でローンを組んでしまう可能性があります。インターネットで「住宅ローン ○○」と検索し、金融機関の公式サイトなどで正しい情報を収集することが大切です。

4. 事前審査について知ろう

住宅会社によっては、顧客の同意を得ずに住宅ローンの事前審査を進めるケースがあります。事前審査は、借入可能額を確認するための手続きですが、その条件を知らないまま進めると、希望していない条件で審査が通ってしまうことがあります。

事前審査を受ける際は、以下の点を確認しましょう。

  • どの金利タイプで審査が出されているか?
  • どの返済方式で審査されているか?
  • 収入合算や連帯債務の条件はどうなっているか?

これらをしっかり確認し、自分の返済計画と合致するかを見極めることが大切です。

5. シミュレーションしてみよう

住宅ローンの借入可能額を試算する際、インターネットの「住宅ローンシミュレーション」ツールを使うのも良いですが、まずは家計簿を確認することが重要 です。

  • 毎月の収入と支出を把握する
  • 住宅ローンの返済に無理のない金額を設定する
  • 将来の支出(教育費・老後資金)も考慮する

無理な返済計画を立ててしまうと、家を建てた後の生活が苦しくなってしまいます。保険の見直しや節約の工夫も含め、家族で話し合いながら適切な返済計画を立てましょう。

信頼できる住宅会社を見つけよう

住宅ローンの基礎知識を身につけたら、次に大切なのは「信頼できる住宅会社を見つけること」です。良い住宅会社の担当者であれば、家づくりのプロセスを丁寧に説明し、一緒に学びながら進めてくれます。

信頼できる担当者の特徴:

  • 質問に対して丁寧に説明してくれる
  • メリット・デメリットを正直に伝えてくれる
  • 顧客の希望を第一に考えて提案してくれる

逆に、強引に契約を迫る、ローンの仕組みを詳しく説明しない、という担当者には注意が必要です。

まとめ

住宅ローンは、長期間にわたって返済する大きな契約です。だからこそ、事前にしっかりと知識をつけて、納得できる住宅会社と担当者を見つけることが成功のカギとなります。

浜松市近辺で注文住宅を検討している方は、ぜひアイズホームへご相談ください!

信頼関係が大切

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住宅会社との話が早すぎてついていけない!どうしたらいい?

2025/02/05

「家づくりを始めたばかりなのに、住宅会社との話がどんどん進んでしまい、契約を急かされている気がする……。」このような不安を感じている方は意外と多いのではないでしょうか?例えば、以下のようなスケジュールで話が進んでしまった場合、戸惑ってしまうのも無理はありません。

  1. 初回の打ち合わせ:モデルハウスの案内+ローン事前審査
  2. 2回目の打ち合わせ:土地の案内+間取り提案
  3. 3回目の打ち合わせ:お見積もり提示→契約!?

このスピード感に驚く方も多いでしょう。しかし、大切なのは「住宅会社のペースに流されず、自分たちの歩幅で進めること」です。本記事では、焦って契約してしまわないために知っておきたい「家づくりの入り口」と「良い家を建てるための条件」について詳しく解説していきます。


家づくりの入り口は「お金」

住宅会社から間取りの提案や土地の案内があると、「なんだか話がトントン拍子に進んでいる!」と感じるかもしれません。しかし、家づくりの最初に考えるべきなのは「お金」の話です。

「住宅ローンが借りられるから大丈夫!」と思っている方も多いですが、実はこれが大きな落とし穴になることも。なぜなら、住宅ローンの審査が通る=無理なく返済できる、というわけではないからです。

住宅会社と話す前に知っておきたいこと

家づくりを始める前に、まずは以下のポイントをしっかり押さえましょう。

  • 住宅ローンの種類と特徴を理解する
  • 家づくりにかかる総額を把握する(建物だけでなく、土地・諸費用・税金なども含めて)
  • 今後のライフプランを考えた上で、無理のない返済計画を立てる

「とにかくローンが借りられるから大丈夫!」と考えて進めてしまうと、後々家計に大きな負担がかかることも。夫婦でしっかり話し合い、家づくりの基礎知識を身につけることが大切です。

また、こうした「お金の話」を十分に説明してくれない住宅会社は、契約を優先している可能性があるため注意しましょう。


良い家を建てるための条件とは?

「せっかく家を建てるなら、良い家にしたい!」と誰もが思うはずです。しかし、一口に「良い家」といっても、人それぞれ感じ方は異なります。

では、あなたにとって「良い家」とは何でしょうか?

  • デザイン性の高い家?
  • 高性能な家?
  • コストを抑えた家?

これらも重要ですが、本当に「良い家」を建てるためには、ある一つの条件があります。それは、**「住む人全員が一緒に打ち合わせに参加すること」**です。

なぜ「家族全員」で打ち合わせをするべきなのか?

家づくりは、夫婦どちらか一方の意見だけで決めるのではなく、家族全員で方向性を決めていくことが大切です。家を建てた後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないためにも、家づくりの初期段階では必ず全員が参加しましょう。

また、「どんな家を建てるのか?」を決めるためには、家づくりに関する基礎知識を身につけることも重要です。

  • 家や土地にかかる費用はどのくらいか?
  • 住宅ローンの仕組みとは?
  • メンテナンス費用はどのくらいかかる?
  • 家づくりのスケジュールは?

こういった基本的な知識を得た上で、自分たちに合った住宅会社や担当者を見つけることが、満足できる家づくりへの第一歩になります。


住宅会社を選ぶ際のポイント

家づくりでは、住宅会社との相性も重要です。特に、以下のポイントを意識して住宅会社を選ぶと、後悔のない家づくりができるでしょう。

① 担当者が「信頼できる」か?

長期間にわたる家づくりでは、担当者との信頼関係が不可欠です。こんな担当者なら安心できる!というポイントを挙げてみましょう。

  • メリットだけでなくデメリットも正直に伝えてくれる
  • 無理に契約を急かさない
  • こちらの話をきちんと聞き、希望を汲み取ってくれる

逆に、すぐに契約を迫るような担当者は要注意。「この人になら安心して任せられる」と思えるかどうか、冷静に判断しましょう。

② 住宅会社の「考え方」が自分たちと合っているか?

住宅会社ごとに、家づくりに対する考え方や得意分野が異なります。例えば、

  • コストを抑えることを重視している
  • デザイン性にこだわっている
  • 住宅性能を第一に考えている

など、自分たちの希望と合っているかをしっかり確認しましょう。


まとめ:流されず、自分たちのペースで家づくりを

家づくりは人生で一度きりの大きな買い物。だからこそ、住宅会社のペースに流されず、しっかりと知識を身につけながら進めることが大切です。

  • まずは「お金」の勉強をすること
  • 「住む人全員」が家づくりに関わること
  • 住宅会社や担当者を慎重に選ぶこと

これらを意識することで、後悔のない家づくりができるはずです。

もし「何から始めればいいのかわからない」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
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我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
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将来の貯金がなくなる?安易に設置すると後悔する住宅設備

2025/02/03

家を建てる際、どの設備を取り入れるかは慎重に考える必要があります。特に、ランニングコストやメンテナンス費用を考慮せずに設置してしまうと、後々後悔することになりかねません。今回は、後悔しがちな住宅設備について詳しく解説します。

1. ベランダ

ベランダは一般的な住宅に多く採用されていますが、意外と使われていないことが多い設備の一つです。特にメンテナンス面では大きな負担になります。

  • 5年ごとのメンテナンスが必要
  • 費用は数万円以上かかる
  • 放置すると雨漏りのリスクが高まる
  • 洗濯物は衣類乾燥機で十分

ベランダのメンテナンスを怠ると、雨漏りによる建物の劣化が進み、最悪の場合住めなくなってしまう可能性もあります。「ベランダが本当に必要なのか?」をしっかり検討することが大切です。

2. タンクレストイレ

タンクレストイレはデザイン性が高く、コンパクトでスッキリした印象を与えます。しかし、以下のようなデメリットもあります。

  • 便座が壊れると便器ごと交換が必要
  • 15年後には部品が製造されていない可能性がある
  • 交換費用が最低でも20万円以上かかる
  • 1階・2階両方に設置するとさらにコスト増加

タンクレストイレを導入する際は、長期的なランニングコストを考えた上で決めることが重要です。

3. 外壁と屋根

外壁と屋根のメンテナンスは避けて通れません。特に、2階建て以上の住宅では高額な費用がかかることを覚えておきましょう。

  • 10年ごとにメンテナンスが必要
  • 費用は100万円を超えることも
  • 足場の設置が必須で、コストがさらに上がる

外壁や屋根のメンテナンスを怠ると、雨漏りによって家の構造が傷み、最悪の場合修繕費がさらに膨らむことになります。新築時からしっかり計画を立てることが大切です。

4. ウッドデッキ

ウッドデッキはおしゃれで開放的な空間を作れますが、メンテナンスが欠かせません。

  • レッドウッド製は軽くて劣化が早い
  • 1年ごとの塗装が必要で、寿命は約10年
  • 樹脂製なら20年ほど持つが、初期費用が高め
  • 庇を伸ばして雨除けするとさらに費用がかかる

必要に応じて設置できる収納式ウッドデッキなどの選択肢も考慮するとよいでしょう。

5. 全館空調システム

全館空調は快適な室内環境を維持できる便利な設備ですが、メンテナンス面では注意が必要です。

  • ダクト式の場合、修理時に壁を壊す必要がある
  • 修理費が高額になりやすい
  • 経年劣化による故障リスクが高い

長期的に使用することを考えると、導入前に維持費や修理費をしっかりシミュレーションすることが大切です。

住宅設備を選ぶ際のポイント

今回紹介した設備は、どれも便利に思えますが、メンテナンス費用やランニングコストを考慮しないと後々後悔することになります。そこで、設備を選ぶ際には以下のポイントを押さえましょう。

  1. 初期費用だけでなく、メンテナンス費用も計算する
  2. 10年後、20年後にどれだけの費用が必要か把握する
  3. 本当に必要な設備かどうか見極める

特に住宅ローンを組んで家を建てた場合、10年後はお子様の進学などで支出が増える時期に重なります。貯金ができない状況を避けるためにも、事前の計画が重要です。

まとめ

住宅設備は一度設置すると簡単には変更できません。将来的なメンテナンスやランニングコストをしっかり計算し、本当に必要な設備を選ぶことが大切です。家づくりの際は、「今」だけでなく「10年後」「20年後」の生活を見据えて検討しましょう。

将来の安心を考えた家づくりを進めたい方は、ぜひアイズホームにご相談ください。

信頼関係が大切

家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
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我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。

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